この項目では、山について説明しています。市については「井岡山市」をご覧ください。
井岡山
井岡山(せいこうざん、中国語: 井?山)は、中華人民共和国江西省井岡山市にある山。
日本語では「井崗山」とも表記される。
江西省西部の湖南省との省境に位置し、羅霄山脈に属する急峻な山である。
概要に選定されている。中国の5A級観光地(2007年認定)[2]。2012年にユネスコの生物圏保護区に登録された[3]。
地形は尾根、谷、構造盆地とカルスト地形の4種類がある[3]。井岡山は麓から見上げると巨大な城のような形状をしており、入山するには5つの城門を通る必要があり、「一夫当関、万夫莫開(一人の守備兵で一万人が止められる)」と言われた。そのため、共産革命時点では中国初のソヴィエトである革命根拠地を置くのに適するような山賊の巣窟であった[4]。
植生は主に広葉樹の原生林であり、シイ、キノコ、マツ、シダなどが多く生え[3]、4月と5月の頃にはツツジが咲き乱れる[5]。また、一帯にはモウソウチク、茶、ユチャ
(英語版)やセンリョウ、ホソバタイセイなどの薬用植物、果樹の栽培と養豚が行われる[3]。主な観光資源は主峰
五指峰(標高1586メートル)を中心とする山岳と、1927年に中国共産党が革命根拠地を創設したとされる井岡山革命根拠地がある[4]ことで知られる。近年、レッドツーリズムの観光地として注目されている。南昌起義で南昌の維持に失敗した中国工農紅軍は井岡山に籠り、自給自足の解放区を設置した。
井岡山で活動した政治家・活動家
毛沢東
朱徳
ケ小平
何挺穎
陳毅
袁文才
表
話
編
歴
中華人民共和国国家級風景名勝区
第1回選定
(1982年)
八達嶺・十三陵
承徳避暑山荘・外八廟
秦皇島北戴河
五台山
恒山
鞍山千山
鏡泊湖
五大連池
太湖
南京紫金山
杭州西湖
富春江・新安江
雁蕩山
普陀山
黄山
九華山
天柱山
武夷山
廬山
井崗山
泰山
青島・?山
鶏公山
洛陽龍門
嵩山
武漢東湖
武当山
衡山
肇慶星湖
桂林漓江
峨眉山
長江三峡
黄龍寺・九寨溝
重慶縉雲山
青城山・都江堰
剣門蜀道
黄果樹
路南石林
大理
西双版納
華山
臨潼驪山
麦積山
天山天池
第2回選定
(1988年)
野三坡
蒼岩山
黄河壷口瀑布
鴨緑江
金石灘
興城海浜
大連海浜・旅順口
松花湖
八大部・浄月潭
雲台山
蜀崗・痩西湖
天台山
?泗列島
楠渓江
琅?山
清源山
鼓浪嶼・万石山
太姥山
三清山
龍虎山
膠東半島海浜
大洪山
武陵源
岳陽楼・洞庭湖
西樵山
丹霞山