井之脇海
[Wikipedia|▼Menu]

いのわき かい
井之脇 海
第30回東京国際映画祭にて(2017年
生年月日 (1995-11-24) 1995年11月24日(28歳)
出身地 日本 神奈川県横須賀市[1]
身長178 cm
血液型B型
職業俳優
ジャンルテレビドラマ映画
事務所ユマニテ
公式サイト ⇒公式プロフィール
主な作品
映画
トウキョウソナタ
ミュジコフィリア』テレビドラマ
ひよっこ
おんな城主 直虎
義母と娘のブルース
いだてん?東京オリムピック噺?
ハルとアオのお弁当箱』配信ドラマ
『ギヴン』

 受賞
キネマ旬報ベスト・テン
新人男優賞
2008年トウキョウソナタ受賞歴参照

テンプレートを表示

井之脇 海(いのわき かい、1995年11月24日 - )は、日本俳優である。神奈川県横須賀市出身。ユマニテ所属。
経歴

9歳の時にテレビの世界に憧れ、劇団ひまわり砂岡事務所)に入り、芸能活動を始める[2]

劇団では演技レッスンやダンスレッスンなどを学び[2]、習い事感覚で子役をしていたが、2008年に黒沢清監督の『トウキョウソナタ』に出演したのが転機となる[3]。この作品ではピアノの才能を持つ少年の役を演じ、12歳にして第82回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞受賞を受賞した[4]。次第に俳優を職業として意識するようになり、当時共演した神木隆之介の勧めで、神木の通う芸能コースのある中学校に進学する[3][5]

大学は日本大学藝術学部映画学科演技コースに進学[6]。もともと監督コースを志望していたが、受験するためには作品を提出しなければならず、俳優の仕事で制作する時間が設けらなかったため受験先を演技コースに変え進学した[7]。大学では演技だけではなく撮影の技術的な事も学び、在学中に脚本・監督・出演を務め2本の短編映画を作る[8]。そのうちの一つで初監督作品の短編映画『言葉のいらない愛』は2015年にカンヌ国際映画祭のマルシェに正式出品された[9]

2016年7月28日にユマニテに移籍。

大学卒業までの4年間は学業優先で仕事をセーブしてきたが、そこから連続テレビ小説ひよっこ』、大河ドラマおんな城主 直虎』、『義母と娘のブルース』、『集団左遷!!』、大河ドラマ『いだてん?東京オリムピック噺?』等の人気ドラマにコンスタントに出演するようになり、メディアへの露出を増やしていく[10]

2021年、映画『ミュジコフィリア』で初主演を務め、再びピアノを演奏する役に挑戦した[4]

2022年、カナダの作家ニコラス・ビヨンが執筆し、世界で舞台化、映画化されてきた『エレファント・ソング』で主人公のマイケルを演じ、舞台初主演を務めた[11]
人物

井之脇海という名前は本名で、横須賀の海の近くで生まれた事から『海』という名前が付けられた
[1]

芸能界に入ったきっかけは、9歳のときに飼っていた愛犬の病気と母親の病気により家庭内が重い雰囲気になり自分が構ってもらえなくなったと感じたこと。子どもなりにどうしたら注目をしてもらえるか考えたところテレビに出るという結論に至り、親も向き合ってくれて芸能界を目指すことになった[3]

洋服は無地のシンプルなものを着ることが多い(arインタビューより)。

ハンマーセッション!』、『ごちそうさん』、『帝一の國』、『おんな城主 直虎』、『あゝ、荒野』で共演した菅田将暉からは「イノ」と呼ばれている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:80 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef