井上貴子_(プロレスラー)
[Wikipedia|▼Menu]

井上 貴子
Takako Inoue

プロフィール
リングネーム井上 貴子
本名井上 貴子
ニックネームオーロラ・プリンセス
スタンガン・レディー
元祖アイドルレスラー
身長164cm
体重64kg
誕生日 (1969-11-07) 1969年11月7日(54歳)
出身地茨城県取手市
所属LLPW-X
スポーツ歴レスリング
卓球
陸上
トレーナージャガー横田
立野記代
デビュー1988年10月10日
テンプレートを表示

井上 貴子(いのうえ たかこ、1969年11月7日 - )は、日本の女子プロレスラーLLPW-X所属。
所属

全日本女子プロレス(1988年 - 1999年)

フリー(1999年 - 2005年)

LLPW→LLPW-X(2005年 - )

経歴・戦歴

ジャガー横田の活躍に刺激を受けて女子プロレスラーを志す[1]

中学3年の時に全日本女子プロレスオーディションを受けるが落選[1]県立取手松陽高校進学後も2年連続落選。その後も全女が運営していたトレーニングジムや東京のレスリング教室[1]に通いながらチャンスを待ち(この頃全女のジムで一緒にトレーニングしていた仲間に尾崎魔弓がいる)高校3年時に合格、卒業と同時に全日本女子プロレスへ入団する。高校2年生の時、友人が井上の写真で応募したフジテレビ主催「おニャン子クラブ」オーディションに2次審査まで合格しており、全女の2次募集とおニャン子オーディションのダブルブッキングとなるも、結局全女の2次募集を受けた[2]

なお、当時は尾崎も全女入団を目指していたが、ちょうどその頃に「ジャパン女子プロレス」が旗揚げされ、尾崎はそちらのオーディションを受け合格している。その際に井上は尾崎から「一緒にジャパン女子を受けない?」と誘われたが、全女入りにこだわりこれを断っている。

新人時代は立野記代の付き人を務めた。井上は練習生として全女の道場に通っていたため、全女の厳しさを予見していたが、正式に入団すると想像を超える厳しい奴隷のような扱いを受け、入団2日目にして「もう辞める」と言い出しもした。本人は後年「先輩が私の足を踏んでも、そこに足を置いていた私が悪いっていう世界ですから」と語っている。さらに「あいつは酒を飲み歩いている」「男がいる」「タバコ吸ってる」など、三禁を破ったと勝手に噂される目にも遭ったと明かした[2][3]。一度は完全に全女を辞める決断をしたこともあり、その覚悟を持ってバスのゴミ袋の中に自身の荷物を投げ入れ「テメェのせいで辞めんだ、コノヤロー!」と先輩に暴言を吐いたこともある。だが、立野記代影かほるの慰留があり、その先輩に直接謝罪し現役を続投したが、しばらく誰も口をきいてくれなくなった[4]

1988年10月10日の全日本女子・後楽園ホール興行での、対井上京子戦でプロレスデビュー。デビュー当時はアイドルレスラーであり[5]写真集も多数出版。全日本女子プロレスが管理したチャンピオンベルトのNo.2の地位であるオールパシフィック王座(通称・白いベルト)にこだわりを見せていた。1992年『奇跡の扉』で歌手としてもデビューを果たす。歌手デビューと同時期に写真集の撮影がハワイで行われ、そこにはカメラマンからヘアメイクスタイリストが大御所揃いであった。また、関係者が満足に睡眠もとらず撮影へ臨む姿に、「私のために大の大人が汗かいてこんなに動くのか」と感銘を受け、以来プロ意識を持つようになる[3]

1994年に写真集『ヴェルティージュ』でオールヌードを披露した。

団体対抗戦の開催直前頃、前座に甘んじる現状から全女に対し正式な引退を申し出る。しかし、JWP女子プロレスとの対抗戦に派遣される選手として堀田祐美子(堀田もまた当時すでにベテランであったが第2試合への出場が主であった)と共に井上の名前が挙げられ、うやむやなまま引退が立ち消えとなった。団体対抗戦の先兵隊としてJWPの試合に臨んだ井上は、堀田から「今日はうるさい先輩は誰もいないし、自分のやりたいようにやって良いよ」と声を掛けられている。その言葉を受け、自由に試合を進めるうちにプロレスの楽しさを再確認でき、辞めたいという感情が消えるきっかけとなった[6]

1997年の全女選手大量離脱の際には同団体に残留し「新生全女」をアピール。しかし、1999年には結局全女を脱退し、その後しばらくフリーランスで活躍する。

1999年5月5日 NEO女子プロレスVS井上京子戦にてスタンガン初披露

2000年に写真集『MAKE LOVE』でヘアヌードを披露した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:54 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef