井上昭文
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いのうえ しょうぶん
井上 昭文
本名井上 昭文
生年月日 (1927-08-22)
1927年8月22日
没年月日 (2013-01-28) 2013年1月28日(85歳没)
出身地 日本
愛知県名古屋市
ジャンル俳優
活動期間1957年 - 2001年?
配偶者馬場恵美子
主な作品
ハレンチ学園
レインボーマン
『蜃気楼博士』
西部警察 PART-II』 他
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井上 昭文(いのうえ しょうぶん、1927年8月22日[1][2] - 2013年1月28日[3])は、日本俳優。本名は同じ[1]

愛知県名古屋市出身[2][4]中京商業高等学校卒業[1][2]劇団新人会を経て[1][2][4]、六芸社[5]、グループ71に所属していた[1]

妻は女優の第1回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した馬場恵美子[6][7]
来歴・人物

俳優座養成所2期生[8][1][5]。養成所卒業後、劇団新人会の創立メンバーの一員となる[9][10][5]

色川武大の『浅草葬送譜』によれば、名古屋から家出をして清水金一付き人をしていたという。

東宝で若干のキャリアを積んだ後、1957年に『幕末太陽傳』で日活デビュー。1961年から1965年までは日活と専属契約を結び[5]、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演し、石原裕次郎小林旭吉永小百合らのスターを引き立てながら、日活映画の黄金期を支えた。

テレビでも、時代劇ヤクザ親分悪代官や悪徳商人や凄腕剣客刑事ドラマの叩き上げ刑事、特撮ドラマの仙人、コメディ学園ドラマ・ハレンチ学園の変態教師・丸ゴシ先生など、枠にはまることなく様々な役柄を演じており、『レインボーマン』で演じたインドの聖者「ダイバダッタ」などで知られる。後に『コンドールマン』でも主人公の師である「タバ老人」を演じたが、同系キャラクターということもあって、本人は二者の撮影エピソードを混同している。1982年から放送された『西部警察 PART-II』ではこれまで多く演じた悪役ではなく、刑事役を演じたが、自ら降板を申し出て第35話「娘よ、父は… 浜刑事絶命」をもって殉職という形で番組を降板した。

趣味はサックス演奏と高校野球観戦。特技は[1]

2013年1月28日に肺炎のため死去[11]
出演
映画

蜘蛛巣城(1957年、東宝

幕末太陽傳(1957年、日活

赤い陣羽織(1958年、松竹

人間の條件 第三部 望郷篇 / 第四部 戦雲篇(1959年、松竹)

キクとイサム(1959年、大東映画)※ノンクレジット

地図のない町(1960年、日活)

追跡(1961年、日活)

アラブの嵐(1961年、日活)

松川事件(1961年、松川事件劇映画製作委員会)

銀座の恋の物語(1962年、日活)

夢がいっぱい暴れん坊(1962年、日活) - バンコ氏(謎の外国人)

男と男の生きる街(1962年、日活)

花と竜(1962年、日活)

伊豆の踊子(1963年、日活)

青い山脈(1963年、日活)

男の紋章(1963年、日活)

銀座の次郎長 天下の一大事(1962年、日活) - 太郎(次郎長の兄を自称する謎の男)

帝銀事件 死刑囚(1964年、日活)

夕陽の丘(1964年、日活)

俺たちの血が許さない(1964年、日活)

黒いダイスが俺を呼ぶ(1964年、日活)

ギター抱えたひとり旅(1964年、日活)

泣かせるぜ(1965年、日活)

網走番外地 北海篇(1965年、東映

日本侠客伝 雷門の決斗(1966年、東映)

続東京流れ者 海は真っ赤な恋の色(1966年、日活)

座頭市果し状(1968年、大映

嵐の果し状 (1968年、日活)

荒い海 (1968年)

刺客列伝(1969年、日活)

日本最大の顔役(1970年、日活)

戦争と人間 第一部 運命の序曲(1970年、日活)

無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた (1972年、東宝)

トラック野郎・御意見無用(1975年、東映)

エデンの海(1976年、東宝)

あしたの火花(1977年、共同映画)

天平の甍(1980年、東宝)

積木くずし(1983年、東宝)

ときめき海岸物語(1983年、松竹)

愛しき日々よ(1984年、東宝)

みんなのいえ(2001年、東宝)

テレビドラマ

風雪(1964年、NHK

「最後の将軍」 - 後藤象二郎

「この者ども逆臣に候」 - 大楽源太郎


大河ドラマ(NHK)

太閤記(1965年) - 伊達政宗

源義経(1966年) - 越中次郎兵衛尉盛嗣


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