井上尚弥
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井上 尚弥基本情報
本名井上 尚弥
通称Monster(怪物)
階級
バンタム級
身長165 cm[1]
リーチ171 cm[1]
国籍 日本
誕生日 (1993-04-10) 1993年4月10日(29歳)[2]
出身地神奈川県座間市 [2]
家族井上真吾(父)
井上拓真(弟)[3]
親戚井上浩樹(従兄)[4]
スタイルボクサーファイター[5]
プロボクシング戦績
総試合数23
勝ち23
KO勝ち20
敗け0
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獲得メダル
日本
男子 ボクシング
アジアユースアマチュア選手権
銅2010 テヘランライトフライ級
インドネシア大統領杯
金2011 ジャカルタライトフライ級

井上 尚弥(いのうえ なおや、1993年平成5年〉4月10日[2] - )は、日本プロボクサー神奈川県座間市出身。大橋ボクシングジム[2]所属。第36代日本ライトフライ級王者。第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。現WBAスーパー・WBC・IBF世界バンタム級統一王者。世界3階級制覇王者。バンタム級初の三団体統一王者[6]

圧倒的な実力と完璧なボクシングスタイルから『日本ボクシング史上最高傑作』と呼ばれており[7][8]、世界で最も権威のあるアメリカのボクシング専門誌「ザ・リング」が格付けするパウンド・フォー・パウンドランキングにおいて、日本人として史上初めて1位の評価を受けた[9][10][11][12][13]アマチュア時代には日本ボクシング史上初めて高校生にして7つのタイトルを獲得し、プロ転向後も8戦目での2階級制覇という国内最速記録を樹立しており、これはワシル・ロマチェンコの世界最速記録(プロ転向後7戦目で達成)に次ぐ世界第2位の記録である[14]

血液型A型[2]。既婚。三児の父親。弟は元WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真[3][15]従兄はプロボクサーの井上浩樹[4]。父親の井上真吾は元アマチュアボクサーの実業家で、大橋ボクシングジム所属のプロボクシングトレーナーとして2人の我が子と甥である浩樹の担当トレーナーも務めている。
来歴
アマチュアキャリア

座間市立栗原小学校[16]1年で父の下でボクシングを始める[17]。初の試合出場は6年生の時で、全国大会で座間市立栗原中学校[16]2年生の相手にRSC勝ちを収めた[18]。中学校3年のときに行われた第1回全国U-15大会で優秀選手賞を受賞。

新磯高校(現・相模原弥栄高校)1年でインターハイ国体選抜の三冠を達成し、アジアユース選手権で銅メダルを獲得[19]

2年時には世界ユース選手権でベスト16入りし[20]、インターハイはベスト8に終わるものの、国体を連覇。また、初出場の全日本アマチュア選手権では決勝で林田太郎に敗れ準優勝。同階級の田中亮明(当時中京高、後の2020年東京五輪フライ級銅メダリスト)との対戦成績は4戦全勝。

3年時にはインドネシア大統領杯で初の国際大会金メダルを獲得。さらに世界選手権出場を果たし、フライ級で3回戦まで進むが、キューバの選手に12-15の判定負けを喫しベスト16。国内ではインターハイに加え、全日本選手権で初優勝するとともに技能賞を獲得[21]。高校生初のアマチュア7冠を達成した[17][22]

2009年のトキめき新潟国体ではライトフライ級に出場し、準決勝で寺地拳四朗(後のWBC世界ライトフライ級王者)を破っている。

2012年4月5日より、同年に開催されるロンドンオリンピックの予選会を兼ねたアジア選手権に出場し、ライトフライ級で決勝まで進むが、同月12日、2005年の世界選手権で銅メダリストになっている地元カザフスタンのビルジャン・ジャキポフ(英語版)に11-16の判定負けを喫して銀メダルにとどまり、目標としていたロンドンオリンピック出場を逸した[23][24](※試合内容の動画あり[25])。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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