五軍営
各種表記
ハングル：???
漢字：五軍營
発音：オグニョン
日本語読み：ごぐんえい
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五軍営（オグニョン）は、李氏朝鮮中期?後期に存在した5つの軍営の総称。
李氏朝鮮にはすでに中央軍である五衛が存在していたが，1592年?1598年に起きた壬辰倭乱・丁酉倭乱（文禄・慶長の役）で五衛の無力さが露呈し，宣祖から肅宗にかけて訓錬都監・御営庁・摠戎庁
・守禦庁・禁衛営が順に設置され，主に漢陽と京畿道を防衛した軍である。1881年（高宗18年）に五軍営から80人が選ばれ武衛営（後の別技軍）に所属した。訓錬都監（フルリョントガム）は壬辰倭乱戦中の1593年（宣祖26年），柳成龍の進言により戦術訓練を主とした軍営として設立され，翌年から防衛部隊として認定された。倭乱終戦後は首都である漢陽防衛と新兵の訓練が主な任務となり，約1,000人規模の職業軍人組織となった。1882年に廃止された。都監は慶熙宮の東に設置されていた。 御営庁（オヨンチョン）は1623年（仁祖1年）に設立され，漢陽の防衛を司り，6,000人規模の軍営であった。 宗廟の南東に設置されていた。 摠戎庁（チョンヨンチョン）は1624年（仁祖2年）に設置された，漢陽の郊外と北漢山城を中心とする京畿道北部の防衛を司る軍営。兵員は最大で20,000人だった。北漢山城 守禦庁（スオチョン）は1626年（仁祖4年）に設置された，京畿道南部と南漢山城の防衛を司る軍営。 兵員は6,000人規模だった。1894年（高宗31年）に廃止された。南漢山城の守禦将台（西将台） 禁衛営（クミヨン）は1682年（肅宗8年）に内禁衛が兼司僕，羽林衛と統合し内三庁の付属になったことで権限が縮小され新たに王の近衛機関として設置された。昌徳宮敦化門の南西に設置されていた。 五軍営 称官位訓錬都監御営庁摠戎庁守禦庁禁衛営 監正一品都提調都提調都提調 監従二品大将 中軍大将 中軍使 中軍大将 中軍 千摠 局別将別将 千摠 別後部千摠 騎士将千摠 鎮営将 管城将中軍 鎮営将 別将別将 千摠 騎士将 ウ リ正三品堂下官 外方兼把摠把摠把摠把摠
御営庁
摠戎庁
守禦庁
禁衛営
階級
呼
官名
大
従一品
正二品提調提調使提調
令
正三品堂上官別将
ナ
従三品
正四品
従四品把摠把摠
正五品
従五品
正六品
従六品従事官従事官従事官
正七品
従七品
正八品
従八品
正九品
従九品哨官哨官哨官哨官哨官
関連項目
明朝における五軍営（中国語版
表
話
編
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