五色桜大橋
五色桜大橋
基本情報
国 日本
所在地東京都足立区
交差物件荒川 (関東)
建設-2002
構造諸元
形式アーチ橋
材料鋼
全長146.2 m[1]
高さ53 m[2]
最大支間長142.2 m[1]
地図
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関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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五色桜大橋(ごしきざくらおおはし、Goshiki Zakura Big Bridge)は、東京都足立区の荒川(荒川放水路)に架かる首都高速中央環状線の橋である。江北ジャンクションと王子北出入口の間に位置する。事業中は荒川アーチ橋の仮称が与えられていた[3][4]。 荒川の河口から16.5 km[5]の地点に架かる世界初の2層構造のダブルデッキニールセンローゼ橋[6][7]で、上層部が内回り(板橋方面)、下層部が外回り(江北方面)となっている[8]。橋軸に斜角が付けられた斜橋であり、流心に対し直角になっていない。右岸は豊島5丁目宮城2丁目を分かち、左岸は足立区江北2丁目に至る。日没から22時まで橋の白色LED照明を使用したライトアップが行なわれている。橋の管理者は首都高速道路公団である[3]。また、災害時に防災拠点等に緊急輸送を行なうための、東京都の特定緊急輸送道路に指定されている[9]。この付近の荒川堤一帯がかつて五色の桜が咲く名所だったことからこの名が付けられた[6][2]。2002年に土木学会田中賞を受賞している[1]。また、2007年度に全建賞を受賞している[10]。
概要
構造:2層式ニールセンローゼ橋
全長:146.207 m[1]
支間長:142.241 m[2]
高さ:水面から53 m(内、アーチリブの高さは32 m)[2]
有効幅員:14.993 m〜16.0 m(上層) / 16.225 m〜16.0 m(下層)[4]
車線数:上下各2車線 (一部江北ジャンクションに掛かっているためゼブラゾーンで制御されているが、3?4車線に相当する幅がある。)
着工:1990年11月[11]
竣工:1995年2月[11]
開通:2002年12月25日[11]
隣
首都高速中央環状線
C34王子北出入口 - 五色桜大橋 - 江北JCT
その他橋のイルミネーション
1992年(平成4年)3月16日午前11時10分頃、橋脚の建設の際に設けられた長さ10メートル幅2メートルの鉄板製の足場が、その支えとなる鉄パイプが突然折れた事で45度傾き、架設作業に従事していた作業員9人が川に転落する事故を起こしている。8人が救助されたが1人は重体で発見され、翌日死亡している[12][13]。
2007年12月14日より、走行する車両の振動を利用する振動発電の実験が行われ、夜間のイルミネーションの一部をその電力で補うものであった[14]が、発電量が想定より少なく安定性も低かったため、現在は取りやめている(中止日時不詳)[8]。