五十嵐大介
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この項目では、漫画家について記述しています。歴史学者の同名の人物については「五十嵐大介 (歴史学者)」をご覧ください。

いがらし だいすけ五十嵐 大介
生誕 (1969-04-02) 1969年4月2日(55歳)
職業漫画家
イラストレーター
活動期間1993年 -
ジャンル青年漫画
代表作.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

『はなしっぱなし』

リトル・フォレスト

魔女

海獣の子供

受賞

第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(『魔女』)

第38回日本漫画家協会賞優秀賞(『海獣の子供』)

第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(『海獣の子供』)

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五十嵐 大介(いがらし だいすけ、1969年4月2日 - )は、日本漫画家[1]埼玉県浦和市生まれ[2]神奈川県鎌倉市在住[3]多摩美術大学美術学部絵画学科卒業[3]

主な代表作に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した『魔女』、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した『海獣の子供』、伊坂幸太郎との競作『SARU』(以上、小学館)、日本と韓国実写映画化された『リトル・フォレスト』(講談社)などがある[1][3]
来歴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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出典検索?: "五十嵐大介" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年3月)

多摩美術大学卒業後の1993年、講談社の漫画雑誌月刊アフタヌーン主催の新人賞アフタヌーン四季賞冬にて四季大賞を受賞し、同誌で漫画家デビュー[1][3][4]

1994年より月刊アフタヌーンで『はなしっぱなし』を初連載[5]。しかし、連載終了後は執筆依頼がなかったこともあり、ほとんど作品発表が無くなる。この頃、岩手に移住して農業を行ないながら漫画を描くという生活を始める[6][7]

2002年、短編集『そらトびタマシイ』を発売。これ以降、月刊アフタヌーンで『リトル・フォレスト』を、月刊IKKIで『魔女』と『海獣の子供』を連載するなど、活発な漫画家活動を開始。絶版になっていたデビュー作『はなしっぱなし』も河出書房新社より復刊される。

2004年に『魔女』で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を、2009年に『海獣の子供』で第38回日本漫画家協会賞優秀賞と第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した[1]

東北での体験に裏打ちされた田舎暮らしのリアルな描写で人気を博した『リトル・フォレスト』が実写映画化され、前編の「夏・秋」が2014年8月30日、後編の「冬・春」が2015年2月14日に公開された[5][8]。また、韓国版リメイク映画も制作され、2018年(日本では2019年)に公開された[9]

2019年6月7日、『海獣の子供』のアニメーション映画が公開された[7]
人物

中学生の頃よりノートに鉛筆で漫画を描き始める。当時は押井守の映像作品の影響を受けた、セリフのないサイレント漫画を描いていた。以後、落書き程度に漫画を描いていた。

大学では美術を専攻して油彩画とアクリル画を描いていて、当時は漫画は全く描いていなかった[6]。大学の課題では自然をテーマに選ぶことが多く、なかでも雨や風など、うつろいやすいものの姿をとらえることが好きだったという[6]。授業にはあまり顔を出さず、時間があれば一日中散歩をしていた[6]。その時に撮った写真や道端の草花を見て考えたことなどが、のちの作品のアイデアになったこともある[6]

就職活動をせず、当初はアルバイトなどをしながら絵を描いていくつもりだったという。また大学卒業後に本格的にペン入れする漫画を描き始め、初めて投稿用に描いた作品を、当時自由な気風を感じていた少女漫画誌のひとつLaLa白泉社)へ投稿。この時は落選したが、編集者のアドバイスを受けて落選した作品「お囃子が聞こえる日」「未だ冬」を講談社の青年誌・月刊アフタヌーンへあらためて投稿したところ、この2作品がアフタヌーン四季賞1993冬のコンテストの大賞を受賞。それだけでなく、「お囃子が聞こえる日」をそのまま第1話とした『はなしっぱなし』の連載が決まった。

初連載の終了後、漫画家として挫折感を覚える[10]大宮の寺の境内に住みながら旅行などをして2年ほど過ごすが、生きていくためのスキルを身につけたいと考え、1999年に岩手県の盛岡市[注 1]に移住する[6][10]。その後、衣川村(現・奥州市)に移り、そこで3年ほど自給自足のために農業を行ないながら漫画を描くという生活を経験した[6][10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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