二家本辰巳
[Wikipedia|▼Menu]

この存命人物の記事には検証可能出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。
出典検索?: "二家本辰己" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年11月)

にかもと たつみ
二家本 辰己
本名二家本 辰己
別名義二家本 辰巳
生年月日 (1953-03-06) 1953年3月6日(69歳)
出身地 日本山口県周南市
職業殺陣師
俳優
スーツアクター
ジャンル映画
テレビドラマ
活動期間1970年 -
事務所アーバンアクターズ
公式サイト公式プロフィール
主な作品
スーツアクター
ウルトラマンレオ
メカゴジラの逆襲
恐竜大戦争アイゼンボーグ』殺陣師
ア・ホーマンス
座頭市 (2003年の映画)

 受賞
東京スポーツ映画大賞
技術スタッフ賞(2012年

テンプレートを表示

二家本 辰己(にかもと たつみ、1953年3月6日[1][2] - )は、日本殺陣師、俳優スタントマンスーツアクター。別名 二家本 辰巳(読み同じ)。アクションをこなせる役者集団アーバンアクターズ代表[3][4]山口県周南市出身[1]
経歴

中学卒業後、徳山技能専門校(現:山口県立東部高等産業技術学校)でブロック建築を学んで就職したものの、アクションスターを目指して1971年に上京し、ジャパンアクションクラブ(現・ジャパンアクションエンタープライズ)に入門した[1][4]

アクションを得意とする俳優(またはスタントマン)として数々の作品に端役や斬られ役として出演したが、『ウルトラマンレオ』でレオのスーツアクターとして披露した華麗なアクションが名高い(詳細は後述)。

各種映画や『探偵物語』で共演するなどして交友のあった松田優作の監督作『ア・ホーマンス』からもっぱら殺陣師・アクション監督として活動するようになり[2][4]1989年にアーバンアクターズを設立した[2]

北野武の作品は『座頭市』をはじめとして殺陣・アクションをすべて二家本が担当しており、北野から「日本一忙しい殺陣師」として表彰を受けるなど高く評価されている[5]。そのほか、舞台などでも活躍するアクションコーディネーターの1人である。

2012年2月26日には、『第21回東京スポーツ映画大賞』と『第12回ビートたけしのエンターテインメント賞』の授賞式で、審査員長の北野によって急遽設けられた技術スタッフ賞を受賞した。その壇上では、同じく特別賞を受賞した福本清三との殺陣の実演や、北野が構えたマシンガンのプロップに二家本がアクションで応じるといったことも行われた[6]

2022年11月19日には、東京都内にて開催されたトークイベントに町田政則と共に登壇し、JAC入門当時からの秘話を明かした[4]
逸話

殺陣師への転向のきっかけは、二家本のアクション面を高く評価して「いい殺陣師になれる」と言った松田優作の言葉だったという(詳細は後述)。また、松田の演技は俳優として、殺陣師としての二家本に大きな影響を与えていることを語っている。

座頭市』における北野武の殺陣を「今、あれだけ早く正確に斬れる方はおられないじゃないでしょうか」と評している。

JAC時代

JAC加入のきっかけは『
キイハンター』での千葉真一のアクションに魅せられたからだと語る[2]

JAC加入当初は準会員で、住み込みで新聞配達のアルバイトをしながら練習に参加していた[2]。3階から飛び降りる稽古を行う前日には手紙を書き残すよう告げられたほか、テクニックの説明もなく言われるがまま飛び降りるだけで、負傷したとしても自分からは言わないような時代であり、スポーツや格闘技の経験もない身でバク転などの技術を会得したという[4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:55 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef