二人の世界
ジャンルテレビドラマ
脚本山田太一
出演者竹脇無我
栗原小巻
三島雅夫
近藤洋介
山内明 ほか
製作
制作TBS
放送
放送国・地域 日本
放送期間1970年12月1日 - 1971年5月25日
放送時間火曜21:00 - 21:30
放送枠木下恵介アワー
放送分30分
回数26
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『二人の世界』(ふたりのせかい)は、1970年12月1日から1971年5月25日までTBS系列の「木下恵介アワー」(当時:日産自動車一社提供)枠で放送されたテレビドラマ。脱サラして喫茶店(スナック)を開く夫婦の愛を描いた作品。あおい輝彦の歌う主題歌「二人の世界」もヒットした。
石原裕次郎主演の同名の映画「二人の世界」(1966年)、ヒット曲「二人の世界」(1965年)とは無関係である。 1967年から1974年にのべ15弾が放送された木下恵介アワーの第8弾で、1968年に放送された第4弾作品で大人気となった竹脇無我・栗原小巻コンビの『3人家族』が、すれ違う恋人同士を描いたのに対し、その二人が結婚し、夫婦となったらというコンセプトでゴールデンコンビの再登場となった。 脚本:山田太一、ナレーター:矢島正明も、『3人家族』に引き続きの参加となる。 宮島二郎と榊原麗子は、海外有名アーティスト(アルマンド・ロメオ)のコンサート会場で入場を断られた同士として偶然知り合う。楽屋口から忍び込もうとして見つかって追いかけられるなどしてそのまま深夜までデート。お互い惹かれあった二人は、毎日のように会ってわずか5日目に結婚を約束するまでになる。知り合って短すぎる、若すぎると言う反対にも抗して二人は3カ月で結婚へとこぎつけるのだった。 安定したサラリーマン家庭で幸せな生活をおくる麗子だったが、二郎は、会社の派閥争いで左遷され、サラリーマン生活に前途を見いだせなくなっていた。新婚早々、夫婦の危機を迎えた二人だが、お互いに協力し合って生きていこうと脱サラしてスナックを営むことにする。しかし、その経営にも大きな荒波が押し寄せてくるのだった。
概要
あらすじ
放送データ
放送期間:1970年12月1日?1971年5月25日
放送時間:毎週火曜 21:00-21:30
放送回数:26回
放送形態:カラーフィルム作品
キャスト
宮島家
宮島二郎:竹脇無我
二郎の父・武治:長浜藤夫
二郎の母・イク:吉川雅恵
二郎の兄・一郎:菅貫太郎
二郎の兄嫁・英子:新田勝江
榊原家
榊原麗子:栗原小巻
麗子の父・遼一:山内明
麗子の母・孝子:文野朋子
麗子の弟・恒雄:あおい輝彦
二郎と麗子の知人
赤坂のレストランのコック長・沖田:三島雅夫
赤坂のレストランのボーイ:山村圭二
二郎の先輩・生野:高津住男
麗子の元婚約者・林田:長谷川哲夫
麗子の友人・藤川頼子(雑誌編集者):片山真由美
二郎の故郷の中学時代の同級生・満:笠井一彦
麗子の勤め先「河本通信機」社長・河本:太宰久雄
麗子の勤め先「河本通信機」課長:浅若芳太郎