亀山インターチェンジ
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亀山PAスマートインターチェンジ」とは異なります。

亀山インターチェンジ
国道1号(四日市方面)側から見るインター入口。左端の高架橋は関バイパス。
所属路線.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E23 東名阪自動車道
IC番号33
料金所番号06-160
本線標識の表記亀山 大津 大阪
起点からの距離53.2 km(名古屋西JCT起点)
?亀山PA/SIC (1.1 km) (1.9 km) 伊勢関IC/関JCT?
所属路線E25 名阪国道
IC番号1
本線標識の表記(BP出口)四日市 鈴鹿
(現道出口)大津 亀山市街
起点からの距離0.0 km(亀山IC起点)
(1.7 km) 関JCT/伊勢関IC?
接続する一般道国道1号
供用開始日1965年12月16日(名阪国道)
1970年4月17日(東名阪道)
所在地〒519-0168
三重県亀山市太岡寺町611.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度51分32.67秒 東経136度24分47.3秒 / 北緯34.8590750度 東経136.413139度 / 34.8590750; 136.413139座標: 北緯34度51分32.67秒 東経136度24分47.3秒 / 北緯34.8590750度 東経136.413139度 / 34.8590750; 136.413139
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亀山インターチェンジ(かめやまインターチェンジ)は、三重県亀山市にあるインターチェンジである。東名阪自動車道国道1号に接続している他、名阪国道とのジャンクションの機能も兼ねている。
概要

亀山インターチェンジは東名阪自動車道名古屋方面への入口・名古屋方面からの出口のみのハーフインターチェンジである[1]。東名阪自動車道から一旦下りて料金所へ入り(下りずにそのまま直進すると伊勢自動車道へ入る)、そこから国道1号と名阪国道の分岐へ進み、左が国道1号、直進が名阪国道へのルートとなる。名阪国道から東名阪自動車道へ向かう場合、国道1号と東名阪自動車道への分岐を経由して名古屋方面へ進むことになる。

東名阪自動車道へのランプと一般道路との接続部は、名阪国道の開通に伴って整備された変則的なクローバー型となっており[2][3]、(東)国道1号・名古屋市方面、(西)国道1号・大阪市方面、(北)東名阪自動車道・名古屋西JCT方面、(南)名阪国道・天理IC方面へそれぞれ分岐する[2]

平成17年(2005年3月13日の「亀山直結線」の開通で東名阪道の鈴鹿本線料金所が廃止となり、代替として当ICに料金所が設置された[4]。なお、同時に伊勢道の関本線料金所も廃止されたが、一部の施設は伊勢道の伊勢関ICに転用されている[4]

亀山インターチェンジの西側に国道1号(関バイパス)・名古屋方面と名阪国道・天理IC方面が直結するランプが設置され、亀山インターチェンジの混雑が解消されている[5]

東名阪道出口より接続する国道25号名阪国道の起点を望む。道路両側に0キロポストが見える。

料金所へのランプウェイは隣接する亀山パーキングエリアまで到している。

歴史


画像左 :構想では名阪国道の起点は国道1号と国道25号が分合流する関町新所付近が想定された。画像右:クローバー型のランプウェイの造成は小山の地形を利用した[6]

名阪国道の建設計画におけるルート選定の際、最も問題になったのは、起点をどこに置くかであった[7]。構想では国道25号の事実上の起点である関町新所、つまり国道1号と国道25号の分岐点付近を想定していた[7]。しかし、名阪国道の位置付けはあくまでも名古屋までの、国道1号とは別ルートによる新設道路としての延長を目的としていることから、起点の選定に当たってはその点に留意する必要があった[7]。しかもこの道路は1000日の行程で暫定区間を完成するという至上命令が下されていたことから、工期延長による手戻りは絶対に許されず、限られた期間内で準高速道路的な道路を確実な工法で施工する必要があった[8]。さらには、高速自動車国道と異なって、公共(無料)道路[9]であることから低コストで施工する必要があり[8]、これらの条件を満たす場所が模索された。

これらの条件を突き詰めて考えると、亀山市と関町(現・亀山市)の境界近くで、鈴鹿川が蛇行するあたりに国道1号と国鉄関西本線の間に小山を挟んだ、山林を主体とした適当な広さの場所があり、この地形を利用してクローバー型のランプウェイを造成できること、および国道1号との交差が容易である亀山市大岡寺町付近を選定するに至った[6]

名阪国道の暫定開通区間(亀山 - 上野)のうち、亀山、伊賀、上野の3か所に主要インターチェンジを配置し、それらの間に小規模なICを2 - 3 kmおきに設置することとして、道路全体で19か所のICを計画した。その中でも国道1号と直接接続し、名阪国道の起点でもある亀山ICが最重要インターチェンジと位置付けされた[10]。名阪国道は高速型自動車専用道路であるが、無料ゆえ料金所を必要としないことから、インターチェンジの構造も比較的簡素で、ダイヤモンド型を原則とする[2]。その中にあって亀山、伊賀、上野の3ICは別格の扱いとされ、交通容量に優れる特徴を有する構造が採用された。亀山ICの場合、将来の東名阪自動車道の名古屋方面への直通と国道1号との連絡、および近接する関ICとの関連もあって、6方向ランプウェイを有するクローバー型が計画されたが、東名阪自動車道接続までは暫定的な形式で供用された[11]。ランプウェイの設計速度は50キロメートル毎時、縦断勾配は凍結を考慮して6パーセント、また、幅員は駐車車線を考慮するなど、ほかのICとは別格の扱いとなっている[12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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