乾電池
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出典検索?: "乾電池" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2010年5月)
乾電池。左から、単2・単3・単4・単5・9V形

乾電池(かんでんち)は、電解液固体に染み込ませて担持させ、扱いやすくした一次電池である。(一回限りの使用で使い捨てるものが一次電池、充電して繰り返し使うものが二次電池
概要

一次電池は、乾電池と、電解液を液状のまま使う湿電池に分けられるが、現在の一次電池はほぼ全て乾電池である。

文字どおりには、一次電池以外の化学電池である二次電池燃料電池も、湿電池と乾電池に分けられるが、これらの用語は一次電池に限って使う。二次電池では、それぞれに当たるものを開放型・密閉型と言う。

乾電池は基本的に充電ができず、放電後に機器を動かすには電池の交換が必要なため、寸法・電圧などが国際電気標準会議IEC 60086(日本ではJIS C 8500)で規格化されている。日本で実際に「乾電池」として売られるものはその内、通称単1形 - 単5形・9V形などと呼ばれる一部である。それ以外は、小型のものは「ボタン型電池」、それ以外は「リチウム電池」のように電池系で呼ばれる。以下では、この狭義の「乾電池」について主に述べる。
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「単一」はこの項目へ転送されています。一般的な意味については「Wikt:単一」をご覧ください。

幾つかの形状・電圧などが規格化されていて、高い互換性がある。形の小さい電池に、より大きい電池の形状をした「スペーサー」と呼ばれる製品を包み込むように装着して、形の大きい電池として使用できる場合もあり、近年品揃えが少なくなり価格的にも不利な単2形以上の大きさの電池を使用する機器に対してしばしば用いられる。

1887年、日本で乾電池が発明され(屋井乾電池、後述)、日本では1910年頃には現在のような形状での乾電池の量産が行われていたが、1935年頃までは大きな電圧を必要とする機器が多く、機器ごとに複数の乾電池を直列につないでパッケージ化した積層電池として販売されていた。その後、機器の低電圧化や省力化により、使用者が機器ごとに乾電池をいくつか組み合わせて必要な電圧を得て使うように乾電池の単体で販売されるようになる[1]

日本では戦時下の1942年にDセルを「単1形」、Cセルを「単2形」の呼称とすることが定められた。ただし現在では通称であり、この名称を使用しているのは日本だけである。その後、日本では現在までにさらに容量を小さくした「単3形」「単4形」「単5形」を加えた5種類が商品化されている[1]

この「単x形」の呼称は現在は形状互換を指すときのみに使われる。電解質を従来のマンガン電池からよりエネルギー密度の高い材質に変えたアルカリマンガン電池でも、単位電池の公称電圧は1.5Vだが、その後に充電で再利用可能を謳って発売されたニッケル・カドミウム電池では、形状こそ単1形や単3形と互換性をもたせた製品があるが、公称電圧は1.2Vしかないため使用には注意を要する場合がある[注釈 1]
代表的な規格

日本では国際規格「IEC 60086」を元にJIS C 8500を制定、2017年に改正した規格の一部(廃れた規格もあるため)を記載する[2]。なお8501、8511、8512は廃止(JIS C 8515に統合)となった[3]。「IEC 60086」および「:en:List of battery sizes」も参照

各名称とサイズ[4][5][6]名称・通称寸法(mm)
[注釈 2]備考
IEC日本アメリカその他高さ直径・幅
R20単1形DMono61.5(直径)
34.2
R14単2形CBaby50.0(直径)
26.2
R6単3形AAMignon50.5(直径)
14.5
R03単4形AAAMicro44.5(直径)
10.5
R1単5形NLady30.2(直径)
12.0


R8D425
(マンガン)

LR8D425
(アルカリ)
N/AAAAA

単6形
(備考参照)

Mini
42.5(直径)
8.3JIS C 8515:2017において、形状仕様は存在するが「単6形」とは明記されていない。
電子回路を内蔵するペンのバッテリーなどで採用されていたが、日本国内で*R8D425の流通はほとんど無い[7]
R61の素電池より少し大きい。(R61は高さ39mm、直径7.8mm)


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