『乾杯』
長渕剛 の スタジオ・アルバム
リリース1980年9月5日
録音合歓の郷スタジオ
エピキュラススタジオ
東芝EMI第2スタジオ
ジャンルポピュラー
フォーク
歌謡曲
時間40分08秒
レーベル東芝EMI/エキスプレス
プロデュース長渕剛
チャート最高順位
週間1位(2週連続・通算3週、オリコン)
長渕剛 アルバム 年表
『逆流』
(1979年)『乾杯』
(1980年)『長渕剛LIVE』
(1981年)
EANコード
EAN一覧
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『乾杯』(かんぱい)は、日本のシンガーソングライターである長渕剛の3枚目のオリジナルアルバムである。
1980年9月5日に東芝EMIのエキスプレスレーベルからリリースされた。前作『逆流』(1979年)からおよそ10ヶ月ぶりにリリースされた作品であり、作詞および作曲は長渕、編曲は瀬尾一三や青木望が担当、また初の長渕自身によるセルフプロデュースの作品となった。
前2作において現在の自分とのギャップを感じていた長渕が自らプロデューサーとなり制作され、音楽性は前2作に続き「長渕流フォーク」を追求した内容であり長渕は本作によって「長渕流フォークは完成した」と述べている。
本作以前にリリースされたシングル「春待気流」(1980年)は収録されず、後に「ヒロイン」がリカットシングルとしてリリースされた。また「乾杯」はこの時点ではシングルではリリースされず、後に「乾杯 -NEW RECORDING VERSION-」(1988年)としてリリースされた。
オリコンチャートでは最高位1位を獲得している。目次 前作『逆流』(1979年)リリース後、単独ライブツアー「長渕剛コンサートツアー'79」を11月12日から12月21日まで開催し、翌1980年1月17日からは「長渕剛コンサートツアー'80」を開催していた。 その最中、『逆流』に収録されていた「順子」(1980年)が福岡市の有線リクエストでベストテンにランキング入りし、続いて高知市、福島県白河市においてもベストテン入りする[1]。各方面よりシングル化を要望する声が上がっていたが、長渕は「自分のフォークはメッセージフォークであり、叙情派フォークと勘違いされたくない」との信念から、「順子」のシングルカットには否定的であった[2]。しかし、相当数の要望が寄せられた事から、「長渕流フォークをある程度浸透させること」が出来た後にシングル化する事を検討した[1]。そして5月17日に発売を決定、6月5日に正式にリリースされる運びとなった[1]。 「順子」は「涙のセレナーデ」との両A面シングルであったが、ヒットチャートを急上昇し、8週連続で1位を獲得しミリオンセラーとなった[1]。これを受け、各テレビ局からも出演依頼が殺到する事となる[3]。 長渕自身が過去2作と現在の自分の間にギャップを感じており、それを解消すべく自らが初めてプロデューサーとなり制作に携わった[4]。 コンセプトは「世の中に大きな流れがあるのなら、その心地よい流れに巻き込まれることなく、敢えて自分の流れをつくりたい。自らの流れを突き進みはじめたすべての人に、心の叫びと怒りを持つすべての人々に、そして果てしなく頂上をめざして挑み続ける人に?乾杯!」であると語っている[4]。 制作にはおよそ1か月ほどかかり、長渕自身も前2作以上の満足感を得て、この作品で「長渕流フォークは完成した」と発言している[3]。 文芸雑誌『別冊カドカワ 総力特集 長渕剛』では、「(『ヒロイン』に関して)若干調子はずれのトランペットは、トム・ウェイツの世界を彷彿とさせる。アコーディオンと、同種の楽器バンドネオンを共存させている点。イントロのレゲエ・フレーバーと哀愁のアレンジの中で跳ねるスラップベースは、好意的に解釈するなら、この年タクシー・レーベルを立ち上げた、稀代のリズム隊<スライ&ロビー>を意識していたとも受け取れる」と表記されている[5]。 1980年9月5日に東芝EMIのエキスプレスレーベルより、LP、カセットテープの2形態でリリースされた。 1983年にはアルバム『Bye Bye』(1981年)との2本組でカセットテープにてリリースされた。 1985年11月1日にはCDにて初めてリリースされ、2006年2月8日に24ビット・デジタルリマスター、紙ジャケット仕様で再リリースされた[6]。
1 背景
2 録音
3 音楽性
4 リリース
5 プロモーション
6 ツアー
7 批評
8 チャート成績
9 収録曲
10 スタッフ・クレジット
10.1 参加ミュージシャン
10.2 スタッフ
11 リリース履歴
12 脚注
13 参考文献
14 外部リンク
背景
録音
音楽性
リリース
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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