九州電力株式会社
Kyushu Electric Power Company, Incorporated
九州電力本店
種類株式会社
市場情報東証プライム 9508
九州電力株式会社(きゅうしゅうでんりょく、英: Kyushu Electric Power Company,Incorporated[3])は、福岡県福岡市に本店を置く電力会社。子会社の「九電みらいエナジー」は九州以外に、関東地方での電力販売[4]や、福島県[5]・山口県[6]などでの再生可能エネルギー発電事業を展開している。 略称は九電(きゅうでん)で、グループにも社名に「九電」がつく企業が多い[7]。福岡市中央区渡辺通にある本社ビル(電気ビル本館)は地元では通称「電気ビル」と呼ばれている。 九電は原子力発電も手掛けている。佐賀県の玄海原子力発電所3号機でのプルサーマル計画に向けて、2005年(平成17年)9月7日の経済産業省による原子炉設置変更許可、2006年(平成18年)3月26日の佐賀県及び・佐賀県玄海町の事前了解を経て、2009年(平成21年)11月5日より日本初のプルサーマル利用を実施した。
概要
沿革
1891年(明治24年)7月1日 - 熊本電灯開業。九州地方における電気事業の始まり。
1942年(昭和17年)4月1日 - 配電統制令に基づく配電会社の一つとして九州配電株式会社設立。翌年にかけて九州地方の配電事業をすべて統合。
1951年(昭和26年)5月1日 - 電気事業再編成に伴い日本発送電・配電会社解体。九州では日本発送電・九州配電を再編し九州電力株式会社設立。
1952年(昭和27年) - 九州電力初の新設石炭火力発電所、築上発電所1号機が運転開始。
1955年(昭和30年)5月 - 大規模アーチ式ダムとしては日本初の上椎葉発電所が運転を開始。
1956年(昭和31年)- 石炭火力発電所、苅田発電所1号機が運転開始。
1957年(昭和32年)- 石炭火力発電所、大村発電所1号機が運転開始(のちに石油に転換)。
1960年(昭和35年)- 石炭火力発電所、港発電所1号機が運転開始(のちに石油を経て石炭に再転換)。
1961年(昭和36年)10月10日 - 石炭火力発電所、新小倉発電所1号機が運転開始(のちに石油を経てLNGに転換)。
1967年(昭和42年)
8月 - 九州電力初の地熱発電所、大岳発電所が運転開始。
9月3日 - 石炭火力発電所、唐津発電所1号機が運転開始(のちに石油に転換)。
1969年(昭和44年)7月31日 - 九州電力初の石油火力発電所、大分発電所1号機が運転開始。
1972年(昭和47年)4月 - 西日本共同火力株式会社を吸収合併、同社所有の火力発電所を苅田発電所新1号機へ名称変更。
1973年(昭和48年)
3月 - 奄美群島を管轄エリアとしていた大島電力
4月28日 - 石油火力発電所、相浦発電所1号機が運転開始。
1974年(昭和49年)
7月2日 - 石油火力発電所、川内発電所1号機が運転開始。
10月15日 - 九州電力初の原子力発電所、玄海原子力発電所1号機が運転開始。