九十九電機
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「ツクモ」はこの項目へ転送されています。カプコンのゲームキャラクターについては「めがみめぐり」をご覧ください。
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株式会社Project White
Project White Co., Ltd.種類株式会社
市場情報非上場
略称TSUKUMO(ツクモ)
本社所在地 日本
370-0841
群馬県高崎市栄町1-1
設立2009年1月30日
業種小売業
法人番号6070001011422
事業内容一般個人、企業、学校、官公庁などを対象とする下記取り扱い商品の販売事業
代表者後藤賢志(代表取締役)
資本金1,000万円
純利益19億6352万1000円(2020年02月29日時点)[1]
総資産123億5981万7000円(2020年02月29日時点)[1]
従業員数506名(2019年3月現在)
主要株主ヤマダホールディングス 100%
関係する人物栗原正明(初代社長)
鈴木淳一(2代目社長)
大堀陽一(3代目社長)
外部リンクhttps://kaisya.tsukumo.co.jp/
特記事項:新法人の概要。2021年7月1日付でヤマダデンキへ吸収合併され解散。
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九十九電機株式会社
TSUKUMO Co., Ltd.種類株式会社
市場情報非上場
略称TSUKUMO(ツクモ)
本社所在地 日本
101-0021
東京都千代田区外神田3-2-14
設立1962年2月7日
(創業は1947年3月11日)
業種小売業
代表者鈴木淳一(代表取締役社長)
資本金15億2150万円
売上高320億円(2007年8月期)
従業員数243名(2007年8月末)
決算期8月31日
関係する人物鈴木勇(創業者)
外部リンクhttps://kaisya.tsukumo.co.jp/
特記事項:旧法人の概要。2012年1月25日に清算結了し解散。
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九十九電機(つくもでんき)は、東京都千代田区秋葉原を本拠地とし、ヤマダデンキが運営している日本のパソコン量販店チェーンストアパソコンショップ)である。店舗屋号を始め対外的には「ツクモ(TSUKUMO)」と表記している。

かつては九十九電機株式会社(: TSUKUMO Co., Ltd.)によって運営されてきたが、2008年に民事再生手続の申立てを行い、2009年にヤマダ電機(当時。現・ヤマダホールディングス)が事業譲受し、同社の子会社として設立された株式会社Project White(プロジェクトホワイト、英: Project White Co., Ltd.)に引き継がれた。

2021年7月1日のヤマダグループ再編により、Project Whiteがヤマダデンキへ吸収合併されたため、現在はヤマダデンキの店舗ブランドの一つとして運営されている。
概要

1947年3月11日、鈴木勇が東京都千代田区秋葉原で創業。部品も含めた無線機器の販売店として地位を築いてきた。

「次百」(つぐもも)の転訛が「九十九」(つくも)である。9世紀から10世紀前半にかけて編まれた伊勢物語第六十三段、

もゝとせ(百歳)に ひとゝせ(一歳)たらぬ(足らぬ)つくもがみ(九十九髪)
我をこふらし(恋ふらし) おもかげに見ゆ

店名として「九十九(次百)」と命名したのは、「次が百である」すなわち「百(=完全、完璧)を目指す姿勢を常に保つ」=「常に努力を続ける」という理念を表している。上記の歌で、「つくもがみ」は「白髪」の暗喩である(百から一をマイナスすると「白」となる)。「Project White」の会社名はこの歌に由来する。

現在、インターネットによる通信販売を行っているほか、東京・秋葉原に複数の店舗を構えている。秋葉原の他にも池袋や名古屋の大須札幌にも店舗がある。

現在はツクモオリジナルのパソコンと、パーツ類を取扱商品の主体としている。オリジナルパソコンを、同社はeX.computerと呼んでいる。
沿革

1968年、アマチュア無線機器販売を開始。かつては社団局コールサインはJA1ZSB)も開設していた。

1977年、Apple IIの販売を開始。以後、PC-8000シリーズなどのマイコン(パソコン)販売を続けていた。1980年代にかけて、主に若年層のマニアをターゲットに、自社ブランドで8ビットパソコン用のゲームソフトを豊富に揃えて競合店との差別化を図った[2]

1982年、マイコン販売の拡大に伴い女性従業員を大量に採用し「マイコンレディ」と命名、店員が全て女性で構成されている「ツクモ7号店」を開店[3]。マイコンレディには大学や短大の新卒者を採用し、3か月の基礎教育と6か月のOJTで販売技術や商品知識を教え込み、男性販売員と同じ仕事や待遇が与えられた[2]。これ以前に、秋葉原で大規模に女性従業員が活躍した事例はなく、当時は画期的な試みだった。

1980年頃までがアマチュア無線機器販売のピークで、1982年1月期に40億円の総売上のうち半分をパソコンの売上が占めると[2]、その後はパソコンの販売が主体となった。1990年代には秋葉原パソコン販売四天王の一つとして認知されるに至った。

1991年、大規模小売店舗法の改正にあわせ、ツクモパソコン本店(現在のツクモパソコン本店1)を開店。開店時は法施行直前だった。同時期に、当時19歳だった東宝芸能のアイドル女優、越智静香をイメージガールに起用し、広告展開を図った。


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