のむら まんぞう
野村 万蔵
(九世)
本名野村 良介(のむら りょうすけ)
別名義野村与十郎(二世、2000年 - 2004年)
生年月日 (1965-12-23) 1965年12月23日(58歳)
出生地 日本・東京都豊島区
民族日本人
身長173 cm
血液型A型
職業狂言方能楽師・俳優・演出家
ジャンル舞台・俳優・演出
活動期間1970年 - 現在
活動内容1970年:「靭猿」で初舞台。
1985年:「奈須与市語」を披く。
1987年:「三番叟」を披く。
1990年:「釣狐」を披く。
1994年:「金岡」を披く。
1996年:「花子」を披く。
2000年:二世野村与十郎を襲名。
2005年:九世野村万蔵を襲名。
2021年:第一回「万蔵の会」発足。
配偶者あり(1995年に結婚)
著名な家族曾祖父:初世野村萬斎
祖父:六世野村万蔵
父:野村萬(七世野村万蔵)
兄:五世野村万之丞(贈八世野村万蔵)
甥:野村太一郎
長男:六世野村万之丞(本名:.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}虎之介(とらのすけ))
次男:野村拳之介
三男:野村眞之介
事務所萬狂言
公式サイト萬狂言公式HP ⇒[4]
主な作品
新作狂言(企画・構想)
『現代狂言』I?]
新作狂言『大福』
新作狂言『ちょっとGPT』
新作狂言『瓢箪』
大河ドラマ(出演)
『西郷どん』舞台
サロン劇場『近代能楽集』シリーズ
『薔薇と海賊』
『朗読劇・天守物語』
『キャッシュ・オン・デリバリー』(演出)
映画
『第七官界彷徨?尾崎翠を探して』
その他
『大田楽』
『獅子の祝彩』
『千々尉風流萬之式』
受賞
デジタルコンテンツEXPO 「ASIAGRAPH2017 匠賞」
令和4年度「文化庁芸術祭賞・大賞」(演劇部門)
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九世野村 万蔵(のむら まんぞう、1965年(昭和40年)12月23日 - )は、狂言方和泉流能楽師、旧名:二世野村与十郎、野村万蔵家9代目当主(2005年 - )、萬狂言代表、NPO法人ACT.JT理事、重要無形文化財「能楽」総合認定保持者。本名:野村 良介(のむら りょうすけ)。狂言方の名跡「野村万蔵」の当世。東京都豊島区出身(現在も在住)。 1965年12月23日、野村萬(当時は四世野村万之丞、のちに人間国宝、日本芸術院院長、日本芸能実演家団体協議会会長)と妻・登美子(2004年死去)の次男(第三子)として東京都豊島区に生まれる。祖父の六世野村万蔵と父の萬(七世野村万蔵)に師事。 幼稚園から大学まで学習院に学び、秋篠宮文仁親王とは学友であった〈兄・五世万之丞(贈八世万蔵)は今上天皇徳仁と学友〉。 2000年1月、兄の勧めにより万蔵家の分家である野村与左衛門
概要
しかし、2004年6月10日に本家・万蔵家の当主である兄・五世万之丞(贈八世万蔵)が満44歳(享年46)で急逝したため、万蔵家の当主に就くと共に2005年1月に九世野村万蔵を襲名した。東京藝術大学、桜美林大学、劇団青年座講師。
亡き兄が設立した万蔵家の組織「萬狂言」を率い、万蔵家当主として国内だけでなく海外でも活動を展開。新たな狂言のあり方を目指した兄の遺志を継ぎ復曲・新作の能・狂言にも関わり、能楽の可能性を追求している。
また、「狂言界の風雲児」と呼ばれた亡き兄の遺志を継いで他芸能とのコラボレーションや、国内外の現代演劇作品への出演や演出などにも積極的に取り組む。さらに、兄が目指した流派や家を超えた交流や後人の育成を見据えた公演プロデュースも行い、能楽の普及、発展、向上のために活動している。
また、従弟の武司(二世萬斎)に比べ一般知名度は低いものの、円熟した芸を持つと共に芸に対して一切の妥協が無い事などから狂言方としての高い評価を得ている。
また、自身の子息だけではなく、河野佑紀や石井康太など狂言方の未来を担う若手狂言師の育成にも熱心である。また、亡き兄の弟子である小笠原由祠や山下浩一郎などの稽古も行っている。