久保帯人
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くぼ たいと久保 帯人
生誕 (1977-06-26)
1977年6月26日(46歳)
日本広島県
職業漫画家
活動期間1996年 -
ジャンル少年漫画
代表作『BLEACH[1]
受賞

第50回小学館漫画賞少年向け部門(『BLEACH』)

ジャパンエキスポアワード Prix Dessin(『BLEACH』)

インクポット賞

公式サイト久保帯人公式ファンクラブサイト「Klub Outside」
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久保 帯人(くぼ たいと、1977年昭和52年〉6月26日[2] - )は、日本の男性[3]漫画家広島県安芸郡府中町出身[4]広島県立安芸府中高等学校卒業[4]。旧ペンネームは久保 宜章(くぼ のりあき)[3][5]

1996年に『週刊少年ジャンプ特別編集増刊Summer Special』(集英社)掲載の「ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE」でデビューし、1999年から『週刊少年ジャンプ』(同)にて連載を開始した『ZOMBIEPOWDER.』で連載デビュー[6]。2001年から同誌にて連載を開始した『BLEACH』は[6]、代表作となった[1]。2020年から同誌にて『BURN THE WITCH』をシリーズ連載している[7]
来歴
デビューまで

1977年6月26日広島県の片田舎に生まれる[6]。小学2年生のときに水木しげるの『ゲゲゲの鬼太郎』を読み、漫画家を志した[8]。水木の画集を購入し[9]、同作に登場する妖怪を点描で模写するなど、絵を描くことが好きな少年であった[8]。その後しばらくして、「マンガの描き方の本」を頼りに初めての漫画を描き上げたという[8]。小学生時代は、車田正美の『聖闘士星矢』、ゆでたまごの『キン肉マン』、鳥山明の『ドラゴンボール』のほか[8]スズキコージ児童書『大千世界のなかまたち』を愛読していた[10]

高校3年生のとき、漫画家への憧れを再確認し、夏休み前の進路希望調査において希望進路を漫画家とする[11]。これを機に、夏休みにファンタジー作品「FIRE IN THE SKY」を描き上げ[11][12]、『週刊少年ジャンプ』のホップ☆ステップ賞に投稿した[3](走り幅跳B名義[13])。同誌しか漫画雑誌を読んでいなかったため、「他誌への投稿は想像できなかった」という[14]。同作は下読みで編集者・浅田貴典の目に留まり[15]、第126回(1995年8月期)ホップ☆ステップ賞(審査員:井上雄彦)において最終選考作となった[16]。浅田は同作を読んだ際の印象について、以下のように回想している。当時「友情・勝利・努力」を体現するストレートな作品が多いなか、久保先生の作品は「情感」を感じられる稀な作品だったため、目に留まったんです。キャラも魅力的でしたし、何より「セリフの力」がすごかった。印象的な言葉を紡ぐ力、ですね。一気に引き寄せられました。 ? 浅田貴典[15]

同年12月に浅田から電話があり、「もう1本描いてみないか」と持ちかけられたが、次の作品は高校卒業後に描こうと思っていたため、この誘いを断った[11]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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