久が原
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久が原
?  町丁  ?
久が原四丁目
久が原久が原の位置
座標: 北緯35度34分48.19秒 東経139度41分22.52秒 / 北緯35.5800528度 東経139.6895889度 / 35.5800528; 139.6895889
日本
都道府県 東京都
特別区 大田区
地域大森地域
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 - 計24,282人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号146-0085[2]
市外局番03[3]
ナンバープレート品川

久が原(くがはら)は、東京都大田区町名。現行行政地名は久が原一丁目から久が原六丁目。郵便番号は146-0085[2]
目次

1 地理

1.1 地価


2 交通

3 人口

4 歴史

5 世帯数と人口

6 小・中学校の学区

7 子育て施設

7.1 教育施設

7.2 病院

7.3 公園

7.4 記念館


8 史跡・遺跡

9 脚注

10 外部リンク

地理 久が原台

東京都大田区の西部。東京23区に広がる高台「武蔵野台地」の「久が原台」に位置する。「久が原」は、同じ大田区の田園調布や山王と並び称される高級邸宅街[4]。弥生時代から二千年の時をかけて育まれた深く濃い緑が随所に残り、豊かな潤いが品格有る街並みを形成しており、東京都内でも屈指の住環境を誇る。

地域内の多くは区画整理されており、道路交通量は少なく、閑静な住宅街であるため子育てファミリーに人気がある。東急池上線久が原駅の所在地はわずかに当地域外で隣の南久が原になるが、駅からは当地域にかけて商店街が続く(ライラック通り久が原)。

地域北部は横須賀線品鶴線)の線路に接し、これを境に北嶺町南雪谷にそれぞれ接する。東部は呑川に接し、これを境に仲池上に接する。南東部は第二京浜に接し、池上に接する。南部は千鳥に接する。西部は、南久が原東嶺町に接する(地名はいずれも大田区)。
地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、久が原3-37-6の地点で57万7000円/m2となっている[5]
交通

東急池上線久が原駅千鳥町駅東急多摩川線鵜の木駅、場所によっては浅草線西馬込駅の、三線四駅が利用可能な範囲にある。渋谷新宿といった都心、横浜方面にもアクセスしやすい便利な立地。

池上線を利用するとJR山手線に乗り換え可能な五反田駅まで16分、JR京浜東北線に乗り換え可能な蒲田駅までも8分、品川駅まで27分で到着する。

多摩川線、鵜の木駅を利用すると多摩川駅で東急東横線に乗り換えれば自由が丘へ8分で到着する。

人口

平成20年に21,706人だった人口は平成27年には23,913人と年々増加傾向に有る。特に近年は増加率が高まっている。人口増の理由として下記三点が挙げられる。
2014年:大田区が「
国家戦略特別区域[6]として内閣府から選定された。羽田空港を中心に大田区は世界を迎える玄関として、都市開発が進むことが予想されている。

2020年:東京オリンピック開催に伴い、羽田空港、蒲田駅周辺の開発期待。

2027年:品川駅を起点としたリニアモーターカーが開通する[7]

今後発展が期待される品川区・大田区内へのアクセスが良く、良好な住環境、子育て環境を持つ「久が原」の人気がファミリー層を中心に高まっている。 久が原の人口の推移
歴史

この節の加筆が望まれています。

久が原の住居としての歴史は古く、1927年(昭和2年)に発掘された「久が原遺跡」から多くの竪穴式住居跡が見つかっている。この遺跡から1?2世紀の弥生時代後期には現在の久が原4丁目?6丁目に当たる台地に大規模集落があり、およそ33,000坪、千軒を越える住居跡が存在していたと考えられている。なお、「久が原遺跡」は標式遺跡(ある年代の特徴を備えた基準となる遺跡の事)に指定されている。

住居だけでなく、久が原は古代遺跡がある町としても知られている。「久原小学校内遺跡」は氷河時代末期(約25,000年前から約12,000年前)の区内最古の遺跡と考えられている。ここからは当時の人々が使用した調理場の跡である焼礫群、炉跡、叩き石などの道具類や、皮はぎ器などの石器類が出土している。「千鳥久保貝塚」は縄文時代中期?後期(5,000?3,000年前)の遺跡。ここからは土器、石器、角器、貝類の他に大形のサンゴ塊も出土し、当時の気候が今より温暖であったことがわかる。

災害によって人の命が失われることの多かった古代には、人は自然と災害に強い土地、つまり津波や洪水、地震の被害にも強い「高台」に住居を構えるようなっていった。久が原は「古代の人」から選び続けられてきた「住居」として適した土地と言えるだろう。
世帯数と人口

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
久が原一丁目1,641世帯3,795人
久が原二丁目2,321世帯4,977人
久が原三丁目1,813世帯3,686人
久が原四丁目1,818世帯4,095人
久が原五丁目2,518世帯5,630人
久が原六丁目925世帯2,099人
計11,036世帯24,282人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

丁目番地小学校中学校
久が原一丁目38?39番大田区立松仙小学校大田区立東調布中学校
その他大田区立大森第十中学校
久が原二丁目1?16番
その他大田区立久原小学校
久が原三丁目28?42番大田区立東調布第三小学校
その他大田区立松仙小学校
久が原四丁目1?4番
18?21番
33?34番
35番の一部
36?38番大田区立東調布第三小学校
34番
35番の一部大田区立大森第七中学校
その他大田区立久原小学校大田区立大森第十中学校
久が原五丁目全域
久が原六丁目1?6番
8?13番
15?23番
24番の一部
25番
26番の一部
27番の一部
7番の一部
14番大田区立東調布第三小学校
7番の一部大田区立大森第七中学校
その他大田区立千鳥小学校


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