丸山茂樹
[Wikipedia|▼Menu]

 丸山 茂樹 Shigeki MARUYAMA

基本情報
名前丸山 茂樹
生年月日 (1969-09-12) 1969年9月12日(54歳)
身長169 cm (5 ft 7 in)
体重73 kg (161 lb)
国籍 日本
出身地千葉県市川市
経歴
メジャー選手権最高成績

マスターズ14位タイ: 2002
PGA選手権22位タイ: 2001
全米オープン04位タイ: 2004
全英オープン05位タイ: 2002
成績
優勝回数日本男子:10勝
米国男子:3勝
初優勝日本男子:ペプシ宇部興産(1993年
米国男子:グレーター・ミルウォーキー・オープン(2001年
世界ランク最高位19位
賞金ランク最高位日本男子:2位 (1997)
米国男子:16位 (2002)
2012年9月24日現在
テンプレートを表示

丸山 茂樹(まるやま しげき、1969年9月12日 - )は、千葉県市川市出身のプロゴルファーである。現在はセガサミーホールディングス所属。
経歴

父の丸山護はゴルフ愛好家で、息子の素質を見抜き、小さい時から腕を磨かせた。茂樹はその後、高校ゴルフ界の名門・日本体育大学の付属校である日体荏原高に進学し、日本大学経済学部を卒業。日大在学中の1990年1991年に、日本学生ゴルフ選手権競技で優勝する。1992年にプロ入り。日本ツアー通算10勝は歴代24位タイである。

2015年には、過去の豊富な海外ツアー経験を買われ、翌年に行われる2016年リオデジャネイロオリンピックゴルフ競技のヘッドコーチに選ばれた[1]。当初は男子のみを担当する予定だったが、同年12月の強化委員会で女子も指導することが決まった[2]

2016年3月、日本ゴルフツアー機構相談役に就任[3]
人物

その明るい性格からマルちゃんの愛称で親しまれる。海外メディアからは「Smiley」の愛称で呼ばれ、笑顔と対照的なプレイスタイルの繊細さから「Smiling Assassin(笑顔の暗殺者)」と呼ばれることもある。シゲキックスという愛称もある。

身長は169センチと小柄な体格ながら、勝負強いゴルフで知られる。趣味はスポーツ観戦、ドライブ。

尾崎将司青木功TUBE前田亘輝田中邦衛などのモノマネを始め、テレビ的なギャグのセンスも持っているため、オフシーズンにはよくテレビ番組に出演する。喋り上手と芸達者さから、本業のテレビタレントを食ってしまうこともある。

光GENJI諸星和己とは旧知の仲で、丸山の1歳下であるにもかかわらず諸星からはマルと呼ばれている。
戦績
日本ツアー

10歳からゴルフを始め、アマチュア時代に37勝をあげて頭角を現す。1992年、22歳の時にプロテストに一発合格してプロ入り。翌年にはツアー初優勝を飾る。国内ツアー10勝をあげる。

1993年5月20日?23日 「ペプシ宇部興産」優勝(プロ初優勝)

1995年10月19日?22日 「ブリヂストンオープン」優勝(国内ツアー2勝目)

1996年10月17日?20日 「ブリヂストンオープン」優勝(大会連覇)

1997年5月15日?18日 「日本プロゴルフ選手権大会」優勝

1997年6月19日?22日 「よみうりオープンゴルフトーナメント」優勝

1997年9月4日?7日 「日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯」優勝

1997年12月4日?7日 「ゴルフ日本シリーズ日立カップ」優勝

1998年7月2日?5日 「PGAフィランスロピートーナメント」優勝

1999年10月21日?24日 「ブリヂストンオープン」優勝(国内ツアー9勝目)

2009年12月3日?6日「日本シリーズJTカップ」優勝(国内ツアー10勝目)

PGAツアー

2000年から2008年までアメリカの「PGAツアー(USPGA)」に本格参戦。2000年2月10日?13日、ツアー参戦3戦目となるPGAツアー第6戦「ビュイック招待」にて2位タイ(同じ2位タイにはタイガー・ウッズもいた)。2001年の参戦2年目にはPGAツアー初優勝。その後も好成績を挙げ、日本人選手として初めてPGAツアー3勝を挙げており、国際クラスの選手に成長した。ちなみに2000年の全米オープンの予選にて、最も低いスコア記録タイの58を叩き出している。シード権を二年連続で喪失したのを機に2009年からは再び日本に活動の場を戻した。

2001年7月12日?15日 「グレーター・ミルウォーキー・オープン」優勝

当時22歳の新星 チャールズ・ハウエル3世とのプレーオフを制する、PGAツアー初優勝。これは青木功が18年前、1983年に達成した「ハワイアン・オープン」での優勝に続き、日本人2人目のPGAツアー優勝という快挙。


2002年5月9日?12日 「ベライゾン・バイロン・ネルソン・クラシック」優勝

PGAツアー2勝目。これは日本人初のPGAツアー2勝目の快挙である。タイガー・ウッズを上回った優勝としても評判になった(この時ウッズは3位)。


2003年10月16日?19日 「クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロ」優勝(PGAツアー3勝目)

2002年、「全英オープン」5位。2004年、「全米オープン」4位入賞。2回とも予選ラウンドをタイガー・ウッズと一緒に回っている。

2004年は賞金ランキング22位に入る好調なゴルフを見せたが、ツアー4年連続優勝には届かず。

2005年の主な成績

2005年1月13日?16日、PGAツアー第2戦「ソニー・オープン」3位。

2005年9月29日?10月2日、PGAツアー第40戦「クライスラー・クラシック・オブ・グリーンズボロ」2位。

2006年の主な成績

2006年5月11日?14日、PGAツアー第19戦「EDSバイロン・ネルソン選手権」6位。

2006年6月29日?7月2日、PGAツアー第26戦「ビュイック招待」5位。

2006年7月20日?23日、PGAツアー第29戦「BCオープン」3位。

PGAツアー賞金ランキング

2000年PGAツアー賞金ランキング37位(1,357,104ドル)

2001年PGAツアー賞金ランキング37位(1,441,455ドル)

2002年PGAツアー賞金ランキング16位(2,214,794ドル)

2003年PGAツアー賞金ランキング37位(1,669,292ドル)

2004年PGAツアー賞金ランキング22位(2,301,692ドル)

2005年PGAツアー賞金ランキング32位(1,933,049ドル)

2006年PGAツアー賞金ランキング79位(1,154,115ドル)

2007年PGAツアー賞金ランキング103位(951,288ドル)

2008年PGAツアー賞金ランキング202位(160,175ドル)

2009年PGAツアー賞金ランキング181位(256,331ドル)

2010年PGAツアー賞金ランキング234位(22,440ドル)

2011年PGAツアー賞金ランキング198位(177,375ドル)

世界ゴルフ選手権

2002年12月12日?15日、メキシコで開催された「世界ゴルフ選手権」シリーズ第4戦「EMCワールドカップ」において、伊沢利光とコンビを組み優勝。日本に45年ぶりの栄冠をもたらす。
メジャー選手権成績

大会19961997199819992000200120022003200420052006
マスターズDNPDNPCUTT31T46CUTT14CUTCUTCUTCUT
全米オープンDNPDNPDNPDNPCUTDNPT16CUTT4T33DNP
全英オープンT14T10T28CUTT55CUTT5CUTT30CUTDNP
PGA選手権DNPT23T65CUTT46T22T43T48CUTCUTCUT


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:54 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef