丸子橋
[Wikipedia|▼Menu]

丸子橋
丸子橋
基本情報
日本
所在地東京都大田区 - 神奈川県川崎市中原区
交差物件多摩川
用途道路橋
路線名東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線
竣工2000年5月
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度35分7.3秒 東経139度40分7.8秒 / 北緯35.585361度 東経139.668833度 / 35.585361; 139.668833座標: 北緯35度35分7.3秒 東経139度40分7.8秒 / 北緯35.585361度 東経139.668833度 / 35.585361; 139.668833
構造諸元
形式鋼ローゼ(2連)+3径間連続PC箱桁橋
全長405.6 m
幅25 m
地図
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}東京23区の地図を表示神奈川県の地図を表示日本の地図を表示丸子橋の位置
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示
丸子橋上の東京都と神奈川県の県境。川崎市側から見る橋上。初代丸子橋の親柱

丸子橋(まるこばし)は、多摩川下流にかかる、主要地方道東京都道・神奈川県道2号東京丸子横浜線中原街道)の橋梁である。
概要

東京都大田区田園調布本町神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町の間に架けられている。丸子橋の管理は東京都が行う。河口から13.0 kmの位置にあり、鉄道橋を除けばガス橋二子橋の中間にあたる。

橋の間に東京都神奈川県都県境がある。片側2車線道路で、中原街道が上を通っている。近接して上流側に東急東横線東急目黒線東急東横線多摩川橋梁、下流側に東海道新幹線東海道新幹線多摩川橋梁の二つの鉄道専用橋があり、丸子橋はこの二つの橋にはさまれる形で架かっている。

初代の橋は1934年(昭和9年)に建設され、その後、2000年(平成12年)に現在の橋に架け替えられた。

初代の橋はリズミカルなアーチが組み合わされた姿が特徴で、1990年(平成2年)にかながわの橋100選に選ばれた[1]
構造諸元

現橋(2代目)

延長405.6m、車道幅員17.0m、歩道幅員4.0m×2
[2]

構造は鋼ローゼ(2連)+3径間連続PC箱桁橋[2]


初代橋

延長397m[1]

鋼トラス式タイドアーチ橋3連 + 鉄筋コンクリート上路式アーチ橋10連[1]


沿革
架橋

丸子橋は、丸子の渡しがあった場所からおよそ200メートル上流に中原街道の新橋として、1934年(昭和9年)に完成した[2]。完成当時は片側一車線道路の橋で、その後、老朽化と交通量増大に対応するため、東京都と川崎市が共同で架け替え事業に着手し、2000年平成12年)5月に片側2車線の新しい橋への架け替えが完成した[2]。これが現在の丸子橋である。

2002年(平成14年)に丸子橋北詰付近にアザラシのタマちゃんが出現し、マスコミで取り上げられ、見物客も訪れ賑わった。

様々なテレビドラマ等のロケ地としてよく使用される。丸子の渡しに通じていた中原街道旧道の坂道部分は桜坂と名付けられ(大田区田園調布本町)、歌謡曲にも取り上げられて桜の名所となっている。

2013年(平成25年)4月29日未明、ウクレレ漫談家の牧伸二がこの橋の付近で投身自殺を図り死亡した。
丸子の渡し

古代から多摩川のこの地に丸子の渡しと呼ばれる渡し舟が存在した。武蔵国の荏原郡と橘郡郡との境界を多摩川が流れ、この地点が両郡の交通接点だった。古代の東海道もこの渡しで通過することとなった(771年以降)。府中市史によると承和2年(835年)には既に運航されていたとの記述がある[3]

東京方面への唯一の交通機関だったが、悪天候の日には運航中止となるため、1884年(明治17年)から橋の建設のための運動が行われた[3]

その後、架橋により丸子の渡しは1934年(昭和9年)12月に廃止された[3]。2006年に地域住民により「丸子の渡し復活協議会」が結成され、2014年から年に一度「丸子の渡し」を再現するイベントが開催されている[3]
近隣の橋

多摩川

(上流)
東急田園都市線多摩川橋梁 - 多摩川橋第三京浜道路) - (調布取水堰) - 東急東横線多摩川橋梁 - 丸子橋 - 東海道新幹線多摩川橋梁 - 品鶴線多摩川橋梁 - ガス橋 - (下流)


脚注^ a b c “ ⇒かながわの橋100選>丸子橋(川崎市中原区)”. 神奈川県. 2016年12月10日閲覧。
^ a b c d “丸子橋架替事業” (PDF). 全日本建設技術協会. 2016年12月10日閲覧。
^ a b c d “丸子の渡し 昔の趣 今に 2日、多摩川で4年ぶり祭り”. 東京新聞. 2022年9月30日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、丸子橋
に関するカテゴリがあります。

多摩川サイクリングロード










多摩川の橋
一之瀬川

奥平第二橋

一之瀬橋

一之瀬下橋

(丹波川)

丹波川

(一之瀬川)

岩岳橋

大常木橋

船越橋

羽根戸橋

新羽根戸橋

余慶橋

源太川橋

清水橋

高尾橋

諸畑橋

(多摩川)

多摩川

(丹波川)

深山橋

小河内ダム

道所橋

しだくら橋

境橋

檜村橋

琴浦橋

笹平橋

愛宕大橋

弁天橋

南氷川橋

登計橋

昭和橋

もえぎ橋

海沢橋

海沢大橋

白丸ダム

数馬峡橋

鳩ノ巣小橋

雲仙橋

鳩ノ巣大橋

将門大橋

寸庭橋

万世橋

奥多摩大橋

梅沢橋

神路橋

杣の小橋

御岳橋

御岳小橋

鵜の瀬橋

楓橋

軍畑大橋

奥多摩橋

好文橋

神代橋

和田橋

万年橋

柳淵橋

鮎美橋

調布橋

下奥多摩橋

圏央道多摩川橋

友田水管橋

多摩川橋都道249号

管理橋

羽村堰下橋

羽村大橋

永田橋

多摩橋

JR五日市線多摩川橋梁

睦橋

拝島水道橋

拝島橋

JR八高線多摩川橋梁

多摩大橋

JR中央線多摩川橋梁

立日橋

日野橋

多摩川橋中央道

石田大橋

府中四谷橋

京王線多摩川橋梁

関戸橋

JR武蔵野線多摩川橋梁

JR南武線多摩川橋梁

是政橋

稲城大橋

多摩川原橋

京王相模原線多摩川橋梁

多摩水道橋

小田急小田原線多摩川橋梁

東名多摩川橋

新二子橋・二子橋

東急田園都市線二子橋梁

多摩川橋第三京浜

東急東横線多摩川橋梁

丸子橋

JR東海道新幹線多摩川橋梁・JR品鶴線多摩川橋梁

ガス橋

多摩川大橋・多摩川専用橋

JR京浜東北線六郷川橋梁

JR東海道本線六郷川橋梁

京急本線六郷川橋梁

六郷橋

大師橋

高速大師橋

JR東海道貨物線羽田トンネル

多摩川スカイブリッジ

首都高速湾岸線多摩川トンネル

(河口)










かながわの橋100選

響橋鶴見川橋・江ケ崎跨線橋・万代橋・瑞穂橋梁・西鶴屋橋・霞橋横浜ベイブリッジ打越橋・フランス橋ポーリン橋

弁天橋・霧笛橋・西之橋万国橋大岡橋梁浦舟水道橋吉野橋・大貫谷戸水路橋・夕照橋・称名寺平橋・反橋

金沢八景大橋・鴨池橋・昇竜橋・大師橋・新大扇橋・六郷橋・丸子橋・ガス橋二子橋多摩水道橋


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:24 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef