丸囲み文字
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(合成用文字・SMPJIS X 0213で追加された文字・ARIB外字Unicodeの絵文字)が含まれています(詳細)。.mw-parser-output .Unicode{font-family:"TITUS Cyberbit Basic","Code2000","Chrysanthi Unicode","Doulos SIL","Bitstream Cyberbit","Bitstream CyberBase","Bitstream Vera","Thryomanes","Gentium","GentiumAlt","Visual Geez Unicode","Lucida Grande","Arial Unicode MS","Microsoft Sans Serif","Lucida Sans Unicode",sans-serif}Ⓐⓐ㋐
①➋⓷❹❺
㊞☑⚠︎

囲み文字(かこみもじ)は、1つまたは複数の文字を、、あるいは◇▽などの図形記号で囲った記号である。通常、白抜き記号の中の余白に文字を書くが、●■などの黒い記号に白抜きで文字を書くこともある。

多くの場合は特定の単語の1文字を使用し、該当の単語を表す。
概要屋号に使用される囲み文字の例。暖簾をつけたヒガシマル醤油商標[1]

囲み文字は日本語では古くより用いられ、古くは屋号などとしても用いられた。囲み文字として屋号に用いられた記号は、丸・四角・菱形が多い。また、その屋号を元に商号が決められ、そのまま企業名となっている会社も多い。

現在でも、テレビの番組表電話帳などでは、領域が狭いため頻繁に用いられる。

日本語以外でも、丸にCの著作権記号(©)や、丸にRの登録商標記号(®)は多く用いられる。

丸に数字を書いた丸数字も頻繁に用いられる。詳しくは丸数字を参照。
コンピュータにおける実装

実装方法には3種類(および代用表記)がある。

各々の囲み文字に、通常の文字と同様に専用の
符号点を割り当てる。

囲まれる文字と書式情報で、1つの囲み文字を表す。

囲まれる文字と合成用文字の2文字で、1つの囲み文字を表す。

丸囲み文字は丸括弧、四角囲み文字は角括弧で囲って表記する(例: (A)・[A])。

専用の符号点

通常の文字のように符号点が割り当てられれば、アプリケーションレベルでの対応は必要なく、フォントにさえ入っていれば表示することができる。

1バイトコードでは、7ビットコードの ISO/IEC 646 には囲み文字はなかったが、欧文用8ビットコードの ISO/IEC 8859-1 (Latin-1) では©と®(マルCとマルR)が採用された。

日本語の2バイト文字コード規格である JIS X 0208 には囲み文字はない。一方で、実際に使用する用途は多いため、各メーカでは独自の拡張を行い外字として囲み文字を実装した。NECが採用した外字には囲み文字は少なかったが、アップルが採用した外字には囲み文字が多く採用された。JIS X 0213 には、それらの囲み文字の一部(五十音順の最初の20字(ア-ト)および、いろは順の最初の7字(イ-ト)。イとトは重複するため全部で25字。)が採用された。

Unicodeは、レガシー標準(Unicodeが互換性を保つ世界各国の標準)に含まれていた囲み文字のほとんどを採用した。囲み文字のためのブロックには以下のものがあり、また、他のブロックにもいくつか囲み文字が収録されている。

囲み英数字 (Enclosed Alphanumerics, U+2460..U+24FF)

囲みCJK文字・月 (Enclosed CJK Letters and Months, U+3200..U+32FF)

囲み英数字補助(英語版) (Enclosed Alphanumeric Supplement, U+1F100..U+1F1FF)

囲み漢字補助 (Enclosed Ideographic Supplement, U+1F200..U+1F2FF)

文字放送データ放送などでは囲み文字が多く用いられるが、文字放送などを目的として、電波産業会 (ARIB) により定められたARIB外字には、多くの囲み文字が表されている。このARIB外字は、JIS X 0208の外字部分に規定の外字を実装している。ARIB外字に対応したフォントはいくつかのフォントベンダーより販売され使用されているほか、フリーでダウンロード可能なフォント[注 1]もある。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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