日本の政治家中野 正康なかの まさやす
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1967-01-27) 1967年1月27日(57歳)
出生地 日本 愛知県一宮市
出身校東京大学法学部
所属政党(日本維新の会→)
無所属
公式サイト中野まさやす(一宮市長)
中野 正康(なかの まさやす、1967年〈昭和42年〉1月27日[1] - )は、日本の政治家、総務官僚。愛知県一宮市長(3期)。 愛知県一宮市出身。一宮市立朝日東小学校、一宮市立尾西第二中学校[2]、愛知県立千種高等学校卒業。少年時代はサッカーに明け暮れ、高校時代はサッカー部で「週に6日の朝練に励み、チームの役に立ちたい」と頑張ったと語る[3]。東京大学法学部(行政法:小早川ゼミ[4])卒業[5]。 1990年、郵政省へ入省。郵政省時代には放送行政局にてメディア関連の業務に携わる[6][7]。その後南カリフォルニア大学への留学を経て1996年から1年間、新潟県村上市の村上郵便局局長を務める[7]。 2005年から2008年まで外務省への省庁派遣を受け、欧州連合日本政府代表部書記官としてブリュッセル(ベルギー)に駐在[7]。日本帰朝後は2008年に総務省情報通信国際戦略局多国間経済室室長[8]、2009年に総務省情報流通行政局情報セキュリティ対策室室長に就任[9][7]。2011年7月、博報堂に出向[5]。 2012年、総務省を退官。同年12月の第46回衆議院議員総選挙に愛知県第9区から日本維新の会公認で立候補するも、自由民主党の長坂康正に敗れて落選した[10]。 2014年6月25日、一宮市長の谷一夫は5選不出馬を表明[11]。同年10月上旬、中野は谷の後継指名を受けて任期満了に伴う市長選へ立候補する意向を表明。 市議会議長を務めた神戸秀雄の息子で、市議2期目の神戸健太郎[12]もその頃、市長への転身を模索していた。保守系政治家の支持が中野に集まっていくのを見た神戸は、10月下旬に出馬を一旦断念。12月21日頃、神戸は、衆院選で6選を果たしたばかりの江崎鐵磨に「4期務めた市長が自ら後継を立てるのはやはり納得がいかない」と相談。中野の支持を決めていた江崎から「出るなら後押しする」と言われ、12月27日に出馬表明した[13]。 谷は任期満了より4日早い2015年1月19日付で辞職[14]。同年2月1日に行われた一宮市長選挙で神戸、連合愛知の推薦を受けた元市議の細谷正希、一宮タイムス社長の高橋一ら4候補を破り初当選を果たした[15]。同年2月3日に当選証書交付を得て正式に第9代一宮市長に就任した(任期開始日は2月1日)[16][17]。後に神戸は愛知県議会議員選挙に当選、高橋は一宮市議会議員選挙に当選している。 ※当日有権者数:305,225人 最終投票率:42.50%(前回比:+15.15pts) 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持 2019年1月13日執行の一宮市長選挙で日本共産党推薦の新人を破り、2期目の当選を果たした。
来歴
2015年一宮市長選挙
中野正康48無所属新40,752票32.13%
神戸健太郎54無所属新35,795票28.22%
細谷正希46無所属新27,279票21.50%(推薦)連合愛知
高橋一54無所属新14,101票11.12%
鈴木義一57諸派新8,916票7.03%(推薦)日本共産党