中野区立谷戸小学校
中野区立谷戸小学校(なかのくりつ やとしょうがっこう)は、東京都中野区中野一丁目に所在する区立小学校である。 中野区のほぼ中央にあたる大久保通りに近い場所に位置し、住居表示の中野(一・二丁目)、東中野(二丁目)、中央(二・三丁目)が学区域となる。なお2008年(平成20年)に隣接校であった仲町小学校が新設の桃花小学校に統合したため、旧仲町小学校の学区域の一部が編入されている。 西側の校舎は1995年(平成7年)に建築されたもので、屋上のプール、地下2階の体育館などの設備をもつ。中央の本校舎のうち東半分は、2011年(平成23年)度より改築工事が行われており、校庭にプレハブ校舎が設置されるために、その間は運動場の確保を目的に付近にある中野区立谷戸運動公園を体育の授業等で利用している。また一部の授業では平和の森公園も併せて利用する。この工事は平成24年度末完了予定。 校歌の作詞は、童謡「故郷」「もみじ」等を手がけた高野辰之。校章は中心に向かい放射状の8本の矢(的に向かって正しく狙う - 目標に向かって努力)と雪(純粋で清らか)から成る。校旗の色・スクールカラーは紫。 卒業生は学区域上は主に中野中学校、中野東中学校の二校に進学する。 敷地の南、大久保通りに面する側に正門・校庭があり、校庭を囲うように東に体育倉庫、北に校舎、西に新校舎が位置する。 校庭は砂が敷かれており、一部に僅かな凹凸がある。直下を水道管が通っており、過去に杭を打った際に水道管に穴が開く事故が発生している。校庭の周囲には平板(コンクリート板)が設置され、児童・保護者は登下校時に校庭上ではなく平板を歩くよう指示される。また校庭南側の公道との境界には桜が植えられている。
概要
教育目標
考える子ども
思いやりのある子ども
たくましい子ども
歴史
1928年(昭和3年)
3月31日 - 東京府豊多摩郡谷戸尋常高等小学校として開校
5月5日 - この日をもって開校記念となす
1932年(昭和7年)10月1日 - 東京市谷戸尋常高等小学校と改称
1941年(昭和16年)4月1日 - 東京市谷戸国民学校と改称
1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により中野区立谷戸小学校と改革
1951年(昭和26年) - 完全給食の実施
1961年(昭和36年)5月6日 - 開校記念日を5月6日に変更
1974年(昭和49年) - 鉄筋校舎完成
1977年(昭和52年) - 谷戸運動公園使用開始
1994年(平成6年)10月21日 - 区授業公開指定校研究発表会
1995年(平成7年)11月1日 - 新校舎完成
1996年(平成8年)11月7日 - 校庭改修、遊具設置
1996年(平成8年)12月17日 - コンピュータ室完成
2000年(平成12年)4月 - 給食調理民間委託
2002年(平成14年) - 2005年(平成17年) - 文部科学省エイズ教育推進地域研究指定校指定
2003年(平成15年)5月 - 普通教室の冷房化。これに伴い、2004年度より教室内のストーブが使用停止となる。
2004年(平成16年)
8月28日 - 中国湖南省睿哲希望小学校と姉妹校提携
11月4日 - エイズ教育研究発表
2006年 - 年度末に正門・裏門に電磁錠とインターホンが設置される
2007年
2月1日 - コンピュータ室一部改修、コンピュータ入替
11月2日 - ライフスキル教育研究発表
2008年(平成20年)
4月 - 従来の三期制から二期制に変更。夏季休業の短縮、秋季休業の新設。
10月25日 - 開校80周年記念式典
2011年(平成23年)
4月 - 一部の週で土曜日の通常授業が復活
5月 - 校舎の改築工事が開始。これに伴い校庭にプレハブ校舎が建てられたため、同年6月4日実施の運動会は近隣の桃園第二小学校で開催。
2018年(平成30年)11月17日 - 開校90周年記念式典
2023年(令和5年)7月下旬 - この時期から2024年(令和6年)9月下旬まで、校舎改築[1]。
施設