中部国際空港
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この項目では、日本の中部国際空港について説明しています。旧称が中部国際空港である台湾の空港については「台中国際空港」をご覧ください。

名古屋飛行場」とは異なります。

「セントレア」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「セントレア (曖昧さ回避)」をご覧ください。

中部国際空港
Chubu Centrair International Airport



IATA: NGO - ICAO: RJGG
概要
国・地域 日本
所在地愛知県常滑市
母都市名古屋市
種類商業
運営者中部国際空港株式会社
運用時間24時間[1]
開港2005年2月17日
ターミナル数2
拠点航空会社日本航空
ANAウイングス
ジェットスター・ジャパン
Peach Aviation
オリエンタルエアブリッジ
DHLエアUK
敷地面積471.3 ha
標高3.7[1] m (12.1 ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度51分30秒 東経136度48分19秒 / 北緯34.85833度 東経136.80528度 / 34.85833; 136.80528座標: 北緯34度51分30秒 東経136度48分19秒 / 北緯34.85833度 東経136.80528度 / 34.85833; 136.80528
公式サイト中部国際空港 セントレア
地図
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滑走路

方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
18/36 II/III b 3,500×60 アスファルト、コンクリート

統計(2019年度)
旅客数12,257,342人
貨物取扱量176,722t
発着回数106,008回
リスト
空港の一覧
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中部国際空港地図

中部国際空港(ちゅうぶこくさいくうこう、: Chubu Centrair International Airport[2])は、愛知県常滑市にある24時間運用可能[1]国際空港であり、空港法第4条で法定された拠点空港(会社管理空港[3])でもある。セントレアの愛称を持つ[4]
概要中部国際空港周辺の空中写真。2010年撮影の18枚を合成した。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

愛知県名古屋市の中心部から南へ約35km、知多半島の愛知県常滑市の沖合約1.5kmの伊勢湾海上の人工島に位置し、24時間運用可能な長さ3,500mの滑走路を有する、関西国際空港に次ぐ国内第2の海上国際空港として2005年2月17日に開港した。東京国際空港成田国際空港、関西国際空港とともに国際航空路線に必要な国際拠点空港としてその航空需要を担うことを国の航空政策上位置づけられている[5][6][7]

国際航空運送協会(IATA)より混雑空港として国内の新千歳空港と共にレベル2の指定を受けている[8]IATA空港コードはNGO[9]で、開港前に名古屋空港で使われていた物を継承している[10]。なお、新たに名古屋空港で用いられる空港コードはNKMである。

航空業界の格付会社であるスカイトラックスの空港総合評価調査において、空港施設・空港スタッフなどによるサービス提供レベルが世界最高水準である「5スターエアポート」(THE WORLD'S 5-STAR AIRPORTS)として認定されている(「5スターエアポート」認定空港は、この空港を含め世界に7空港)[11]。また、2019年3月、スカイトラックスは、世界の空港を格付けする「ザ・ワールズ・ベスト・エアポーツ・オブ・2019」において、2018年の第7位から順位を上げて香港国際空港に次ぐ第6位として選出し、「世界一の地方空港」にも選出した。

建造物の評価では、第1ターミナル(T1)が、ユニバーサルデザインの実践などが評価され2005年度のグッドデザイン賞(建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン)受賞作品である[12]

愛称である「セントレア (Centrair)[4]」 は、英語で「中部地方」を意味する"central"と「空港」を意味する"airport"を組み合わせた造語で、一般公募の中から選ばれた。商標として登録されており(商標登録番号:第4566713号ほか[13])、空港島の住所表記(町名)や空港内の施設名称などに付されている。また、飛行場名標識に必要となる空港の英語名称[2]にも使用されていることから、航空交通管制における当空港の無線交信における呼出名称にも「セントレアタワー」「セントレアアプローチ」のように使用されており、呼出名称に空港設置以前からの地名でない名称を使用している国内唯一の事例である[14]略称として中部空港、中部と称されることもあるほか、時刻表や発着案内において都市名と併記する際は名古屋空港と明確に区別するため、「名古屋(中部)」などと記述される。
利用状況

年間旅客数(国土交通省発表)は、11,523,157人(国内:5,975,299人、国際:5,547,858人(2017年度))、2017年(平成29年)度空港別乗降客数国内順位は、国内+国際:8位、国内:8位、国際:5位[15]

愛・地球博(2005年日本国際博覧会)開催に合わせて開港し、開港した2005年度の年間利用客数1,200万人超をピークに、2008年のリーマン・ショックに加え底となった2011年度は900万人を割っていた。それ以降は格安航空会社 (LCC) の就航や訪日外国人旅客の増加により、2015年度の実績では2008年度以来7年ぶりに1000万人台に回復し、2019年度には1200万人台に達した[16]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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