中途失聴者(ちゅうとしっちょうしゃ)とは、聴覚障害者の一区分で、音声言語獲得後に聴力が下がったり、聴力を失った人のことである。音声言語獲得前の失聴者は、ろう者(又は難聴者)という。
発声は不自由しないものの聞くことが不自由になるため、音声コミュニケーション自体が極めて不便になる。 聴力が下がる原因は下記のとおりであるが、それ以外に原因不明で発症する場合は突発性難聴と呼ばれる。一方、加齢に伴う聴力の衰えは老人性難聴と呼ばれ、中途失聴とは区別される。
原因と特徴
薬の副作用(ストレプトマイシンが代表的)
音響外傷 - ヘッドホンなどで極めて強烈な音を聞き続けることによる有毛細胞への損傷
頭部への衝撃
耳の気圧変化
遺伝性
ウイルス性
ストレス
関連項目
聴覚障害者 - ろう者 - 難聴者 - 片耳中途失聴者 - 中途難聴者
情報保障 - 手話 - 要約筆記
中途難聴者
外部リンク
⇒全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
さいたま市難聴者・中途失聴者協会
⇒デフユニオン(聴覚障害、ろう、聾、難聴の情報を掲載するウェブサイト)
⇒沖縄県難聴・中途失聴者協会
⇒名古屋難聴者・中途失聴者支援協会
表
話
失語症・注意障害・書字障害・失行・失認・半側空間無視
発達障害
脳卒中・外傷性脳損傷・認知症・ハンチントン病・多発性硬化症・パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症・ダウン症候群・脳性麻痺・咽頭がん・性同一性障害・精神疾患
理論
音声学・心理学・解剖学・音響物理学・言語学・統計学・生理学・臨床神経学・社会福祉学
職場
リハビリテーション科・脳神経外科・耳鼻咽喉科・小児科・歯科・口腔外科・神経内科・形成外科・精神科