この項目では、新潟県胎内市の駅について説明しています。新潟県十日町市の駅については「魚沼中条駅」をご覧ください。
中条駅
東口(2021年9月)
なかじょう
Nakajō
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所在地新潟県胎内市表町7-22.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度02分59.80秒 東経139度23分53.60秒 / 北緯38.0499444度 東経139.3982222度 / 38.0499444; 139.3982222
中条駅(なかじょうえき)は、新潟県胎内市表町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)羽越本線の駅である。
胎内市の中心駅で、中条市街地(旧中条町)に位置する。特急「いなほ」の全列車や観光列車「海里」が停車する等、大半の旅客列車が停車する。
歴史
1914年(大正3年)
6月1日:鉄道院村上線(現・羽越本線)新発田駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。一般駅[1]。
11月1日:村上線当駅 - 村上駅間延伸、途中駅となる[1]。
1924年(大正13年)7月31日:線路名称改定、所属線を羽越線へ変更。
1967年(昭和42年)2月20日:駅舎改築[2]。
1979年(昭和54年)4月1日:みどりの窓口開設[3]。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[1]。
1988年(昭和63年)3月13日:専用線発着コンテナ貨物取扱開始。
1994年(平成6年)12月3日:駅フロントでのコンテナ貨物取扱開始。
1996年(平成8年)3月16日:コンテナ輸送自動車代行化[1]。
2006年(平成18年)4月1日:JR貨物の駅の一部がオフレールステーションとなる。
2007年(平成19年)3月8日:自動改札機新設。
2008年(平成20年)10月:売店(KIOSK)閉鎖。
2010年(平成22年)3月:売店跡地に観光案内所開設。
2012年(平成24年):観光案内所に売店増設。駅構内の防犯システムを一新。
2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」が利用可能となる[4]。
2016年(平成28年)12月3日:橋上駅舎化工事進捗に伴い、仮駅舎へ移転[5]。
2018年(平成30年)7月21日:新駅舎及び自由通路使用開始[6][7]。西口広場の一部使用開始[8]。
2019年(平成31年)春:観光交流室及び西口自転車駐輪場使用開始[9]。
2020年(令和2年)4月1日:業務委託駅化。
2024年(令和6年)
2月29日:みどりの窓口営業終了[10]。
3月1日:指定席券売機導入[10]。
中条駅周辺整備事業橋上駅舎化前に先行して整備された東口駅前広場(2016年2月)
2002年、当時の中条町は「都市計画マスタープラン」を策定し、交通結節機能強化等を目的として当駅前に約5000uの駅前広場を新設する事業に着手。県と町が1998年から既に事業化していた県道中条停車場線改良と合わせ各種整備を実施し(中条駅前広場整備事業[11][12][13])、2007年度末に全面竣工した。
一方、中条地区は市街地化が進捗した一方で当駅周辺には羽越本線を横断する手段が乏しく、当駅を利用する駅西側の住民は踏切を渡るか、大きく迂回して跨線橋を通行するしか無い状況が長らく続いていた。特に踏切付近では朝ラッシュ時には列車通過待ちに伴う渋滞もしばしば発生していた。
胎内市新設合併後である2006年には市の施策計画として「第一次胎内市総合計画[14]」が策定され、それを踏まえて都市計画マスタープラン[15]も策定された。このマスタープランには東側のみにしか駅舎が無かった当駅に新たに西口を新設する「中条駅西口周辺整備事業」が新規事業として盛り込まれた。基本構想案では駅西側に西口駅前広場を整備し、自由通路を併設した橋上駅舎を建設するというもので、敷地にはJR貨物の廃線敷が活用されることとなった。
この事業は第13回まち交大賞(部門賞 まちづくりシナリオ賞)を受賞[16]。2018年7月に橋上駅舎・自由通路・西口広場の一部使用開始が行われた。