中村 昇(なかむら のぼる、1958年10月7日[1] - )は、日本の哲学研究者、中央大学教授。専門は英米哲学。ウィトゲンシュタイン、ホワイトヘッド、ベルクソンなど。 長崎県佐世保市生まれ。ラ・サール中学校・高等学校卒業。1984年中央大学文学部仏文科卒業。卒業論文指導教授は丸山圭三郎。1994年同大学院文学研究科哲学専攻博士課程満期退学。大学院では木田元に師事。1994年駿台予備学校現代文科講師。1998年中央大学文学部専任講師、2000年助教授、2005年教授。2007年Center for Process Studies(アメリカ・カリフォルニア州、クレアモント大学)客員研究員。
略歴
著書
『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』春秋社 2003
『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』春風社 2007
『ホワイトヘッドの哲学』講談社選書メチエ 2007
『ウィトゲンシュタイン ネクタイをしない哲学者』白水社 哲学の現代を読む 2009
『ベルクソン=時間と空間の哲学』講談社選書メチエ 2014
『ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』教育評論社 2014
『落語―哲学』亜紀書房 2018
『西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か』講談社選書メチエ 2019
『続・ウィトゲンシュタイン『哲学探究』入門』教育評論社 2021
翻訳
ルードウィヒ・ウィトゲンシュタイン『色彩について』瀬嶋貞徳共訳 新書館 1997
アンドレ・コント=スポンヴィル『ささやかながら、徳について』小須田健,C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 1999
アンドレ・コント=スポンヴィル『愛の哲学,孤独の哲学』小須田健,C.カンタン共訳 紀伊國屋書店 2000
ビンスワンガー,フーコー『夢と実存』荻野恒一,小須田健共訳 みすず書房、1992
トマス・ネーゲル『どこでもないところからの眺め』山田雅大
脚注^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.332
参考
中央大学: ⇒[1]
⇒[2]