中村悠平
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中村 悠平東京ヤクルトスワローズ #27
2021年10月10日 明治神宮野球場
基本情報
国籍 日本
出身地福井県大野市
生年月日 (1990-06-17) 1990年6月17日(33歳)
身長
体重176 cm
83 kg
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション捕手
プロ入り2008年 ドラフト3位
初出場2009年10月2日
年俸1億7000万円+出来高(2024年)[1]
※2022年から3年契約[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


福井県立福井商業高等学校

東京ヤクルトスワローズ (2009 - )

国際大会
代表チーム 日本
WBC2023年
プレミア122015年
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■プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

獲得メダル
男子 野球
日本
ワールド・ベースボール・クラシック
2023
WBSCプレミア12
2015

中村 悠平(なかむら ゆうへい、1990年6月17日 - )は、福井県大野市出身[3]プロ野球選手捕手)。右投右打。東京ヤクルトスワローズ所属。

ヤクルトでは正捕手として3度のリーグ優勝、1度の日本シリーズ優勝、日本代表では1度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に貢献[4]。2023年のWBCでは、正捕手として日本代表に貢献した[5]

エイベックス・スポーツとマネジメント契約を結んでいる。

弟は横浜DeNAベイスターズ打撃投手兼デスクの中村辰哉[6]
経歴
プロ入り前

小学5年生の時に友人から誘われ、野球を始める[7]。最初の守備位置は左翼手で、その後内野も一通り経験し、小5の夏から捕手になった[7]。中学3年時に県選抜チームの「福井クラブ」で第22回全日本少年軟式野球大会に出場した[8]

福井県立福井商業高等学校では、強肩強打を武器に1年秋から正捕手となり、2年連続の夏の甲子園出場に貢献した。2007年夏の甲子園は初戦敗退。翌2008年夏の甲子園では初戦で酒田南を破り2回戦に進出したものの、橋本到を擁する仙台育英に惜敗し、ベスト16入りはならなかった。

2008年度ドラフト会議東京ヤクルトスワローズの3巡目指名を受け、契約金4500万円、年俸480万円(金額は推定[8])で入団した。背番号は「52」。福井商業高校からヤクルト及びその前身球団に入団した初の選手となった。その後中村は、契約金の一部から母校にピッチングマシンを贈っている[9]
ヤクルト時代

2009年の春季キャンプは二軍スタートながら、2月21日の対起亜タイガース戦(練習試合)で逆転2点本塁打を打つ活躍をみせた。3月29日の対埼玉西武ライオンズ戦(オープン戦)で途中出場し、アレックス・グラマンと対戦して三振に倒れる。開幕も二軍で迎えたが試合では先発出場が多く、5月5日の対北海道日本ハムファイターズ戦(イースタン・リーグ)では星野八千穂から自身公式戦初の本塁打を打った。6月に故障で離脱するも、7月上旬に復帰。7月23日のフレッシュオールスターゲームでは6回表に登場して適時打を打つと、その裏から赤川克紀とバッテリーを組んで2回を無失点に抑える活躍を見せた。イースタン・リーグでは最終的に打率.301、2本塁打、22打点、2盗塁、守備率.991の好成績を残した。9月29日、負傷によって抹消された正捕手の相川亮二と入れ替わりで初昇格し、10月2日の対広島東洋カープ戦(明治神宮野球場)で7回裏に代走としてプロ初出場。10月6日の対横浜ベイスターズ戦(横浜スタジアム)では5回表に由規の代打でプロ初打席に立つと、その裏から一軍公式戦で初めて捕手として守備に就いて後続を無失点に抑え、高田繁監督や初バッテリーを組んだ松井光介から賞賛を受けた[10]。最終的に安打は生まれなかったものの、守備に就いた3試合・合計10回2/3を無失点で切り抜け、チームも3試合共に逆転勝ちを収めている。10月12日の対読売ジャイアンツ戦(神宮)では、鈴木尚広の二盗を刺して初の盗塁阻止も記録した。

2010年は2年目ながら一軍春季キャンプに参加し、視察に訪れた古田敦也から好評価を得た[11]。紅白戦では飯原誉士の二盗を阻止するなど、首脳陣から高評価を得ている。この年に台湾で開催された第17回IBAFインターコンチネンタルカップ日本代表に選ばれた。

2011年、第3捕手として一軍にいる期間が長くなり13試合に出場。イースタンでもチーム捕手最多の56試合に出場した[12]。出場こそなかったが、クライマックスシリーズにも初めてベンチ入りを果たした[13]

2012年は、怪我により登録抹消された相川に代わり捕手を務めることが増え、6月29日の阪神タイガース戦ではプロ初本塁打を能見篤史から記録した。CSのマスクこそ譲るがこの年は出場数が相川を上回り、オフの11月6日には「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」の日本代表が発表され代表入りするなど頭角を表した[14]

2013年は、相川がWBCに出場したことにより中村がオープン戦からマスクを被り続け、プロ入り初の開幕スタメンを迎える[15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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