中村 佐喜子(なかむら さきこ、1910年5月7日 - 1999年10月10日)は、日本の翻訳家・作家。本名は石川佐喜子目次 北海道出身。日本女子大学英文科卒業。1942年に発表した小説『雪のりんご畑』が改造社の文芸推薦を受け、その後数作を発表。戦後は翻訳家としての活動が中心となり、数多くの英米文学の翻訳を行う。中でも角川文庫版『赤毛のアンシリーズ』は、その格調高く、且つ温かみのある訳文によって親しまれ、村岡花子訳の新潮文庫版とともにロングセラーとなった。その他の著書に評伝『ロレンスを愛した女たち』、エッセイ『トマス・ハーディの全小説を楽しむ』などがある。
1 経歴
2 著書
2.1 小説
2.2 評伝・エッセイ
3 翻訳
4 参考資料
経歴
著書
小説
流離 新潮社 1958
評伝・エッセイ
ロレンスを愛した女たち 中央公論社 1983/中公文庫 1993
ブロンテ物語 三月書房 1988
トマス・ハーディの全小説を楽しむ 三月書房 1991
翻訳
智慧の花(高慢と偏見) ジェーン・オースティン 構成社
若草物語 ルイーザ・メイ・オルコット 名曲堂
典拠管理
CiNii: DA02375671
ISNI: 0000 0000 8296 1294
LCCN: no98115029
NDL: 00051910
NLK: KAC200605715
VIAF: 109670786
WorldCat Identities: lccn-no98115029
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更新日時:2020年8月7日(金)16:04
取得日時:2020/11/10 21:44