中村うさぎ
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中村 うさぎ
誕生中村 典子
(1958-02-27)
1958年2月27日(66歳)
日本 福岡県門司市
(現・福岡市北九州市門司区
職業小説家随筆家
言語日本語
教育文学士
最終学歴同志社大学文学部英文学科(卒業)
活動期間1991年 -
ジャンル小説随筆
主題自己認識
欲望
デビュー作『ゴクドーくん漫遊記』(1991年)
ウィキポータル 文学
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中村うさぎ(なかむら うさぎ、1958年〈昭和33年〉2月27日 - )は、日本の小説家エッセイスト。本名は中村典子(なかむら のりこ)。
来歴

1958年(昭和33年)2月27日福岡県門司市(現在の福岡市北九州市門司区)に生まれる。その後、商社マンの父の転勤で東京都神奈川県横浜市神奈川区大阪府茨木市と移り住む[1][2][3]捜真女学校中学部・高等学部同志社大学文学部英文学科卒業。就職後、住友グループの繊維会社で営業をしていたが1年半で退社。その後コピーライターゲーム雑誌ライターとして活動。特に『コンプティーク』(角川書店)誌上では「イボンヌ木村」[4]名義でゲームレビューなどを担当し人気を博したほか、「イボンヌ」を「イヌボン」と書き間違えてハガキを送ってきた読者がきっかけで「犬梵」なるキャラクター(創作者は榊涼介)まで生まれた[5]。なお、「犬梵」は当時のPC用シミュレーションゲーム『戦国秋葉原信長伝』(メディアワークス)にも登場する人気キャラとなっている。

1991年ライトノベル作家としてデビューし、角川スニーカー文庫の『ゴクドーくん漫遊記』で人気を博す。その後、ライトノベルを中心に作品を発表していたが、自らの浪費家ぶり(ブランド品の買い物、ホストクラブ通いなど)を赤裸々に書いたエッセイ『ビンボー日記』、『ショッピングの女王』がヒットした。現在では、主にエッセイストとして活動している。

2002年に顔を計12箇所整形し、話題を集めた。その後、2003年豊胸手術をし、豊胸前・豊胸後のトップレス写真を女性週刊誌のグラビアで公表した。さらに2005年8月に「自分の女としての価値を確かめる」ため、デリヘル嬢として風俗店で勤務した。こうした体験実録は『新潮45』に掲載され、『週刊新潮』で記事にして宣伝していた。

2011年6月には『週刊現代』7月9日号の「宗教法人さん、税金払ってよ!」で「宗教団体に課税して、東日本大震災の復興財源に充当せよ」と発言している。この発言に対し、宗教団体の『幸福の科学』は「宗教団体が非課税の理由」について、中村と対談を行っている。

2011年に美保純とともに、HKB48(閉経Bフォーティーエイト)を結成し、デモ楽曲を作成し番組で公開するところまで至るも、資金が集まらず、早々にプロジェクト終了となった。

2013年、『狂人失格』のモデルの女性から名誉棄損で訴えられ、5月30日、大阪地方裁判所堺支部により中村と刊行元の太田出版に対し100万円を支払うよう命じる判決が下された[6]

2013年8月に原因不明の手の震え、嘔吐などから入院。同年9月15日に心肺停止となり大学病院の集中治療室において治療を受け[7]、9月18日に意識を回復した[8]スティッフパーソン症候群と診断され、これは100万人に1人という難病であったが回復し、後にTOKYO-MXの『5時に夢中』にも復帰を果たした。退院後にテレビ出演したときには以前に比較して、顔にむくみ(浮腫)らしきものがあったため多くのユーザーサイトで話題になったが、中村自身はこの件については触れていない。

2015年1月、TOKYO-MXの水曜日の『5時に夢中!』に美保純と共にレギュラー主演していたが、美保とのトラブルが報じられ出演しなくなった。発端は中村が『5時に夢中!』のディレクターに対し、美保のことを「ポルノ女優のくせに」と言ったと報じられているが、その後2人ともこの点には触れていない。「2度とあの番組には出ない」と1月末に自身のブログに書いたあと『5時に夢中!』の生放送の番組内でビデオ出演し「私はテレビに出るのは向かないかも」と言って謝罪し、番組を正式に降板した。但し「また出るかも知れない」という含みのある言葉は残していた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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