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この項目では、こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物について説明しています。
声優については「中川慶一」をご覧ください。
医学者については「中川恵一」をご覧ください。
その他の中川圭一については「中川圭一 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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中川圭一
演#演じた人物 を参照
声#演じた人物 を参照
性別男
生年月日1957年[注 1]12月24日[1]
星座やぎ座
年齢20代半ば[注 2]
出身地東京都
職業日本の警察官、社長(副業)
所属警視庁新葛飾警察署地域課
階級巡査
身長179cm[注 3]
体重63kg[注 4]
スリーサイズ90・65・82
血液型O型
嫌いなもの納豆
キャラクターデザイン秋本治
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中川 圭一(なかがわ けいいち)は、秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の人物。
なお、当記事では中川の家族・一族についても解説する。
人物亀有駅南口のリリオ弐番館前に建立された「中川像」(2010年)
スーパービジネスマンである父の龍一郎と、ピアニスト・女優・化粧品会社の社長である母の小百合の長男として東京都で生まれる。妹に登志恵がいる[注 5]。一人称は「僕」だが、アニメ版では一度だけ「俺」と言ったシーンがある。中川家は、明治のころから財閥として名を馳せており、幼少時代からベビーシッターに囲まれながら非常に恵まれた環境で育った。16歳まではニューヨーク郊外の父の別荘で過ごすこととなる。しかし、家族は超多忙で全員そろうことはほとんどなく、第155巻で初めて全員そろった。家族と「家族」でありたいという願望があるが、前述の通りの家庭であるため願いは叶わない。家族関係が希薄であることを指摘されると、とてつもなく落ち込む[注 6]。なお、初期(単行本5巻)の設定では両親や妹は広大な同じ敷地内にあるそれぞれの家に別々に住んでおり中川は両親が何の仕事をしているかも知らない設定だった。
徹底した英才教育を受け、7歳でハイスクール教科をすべて修了し、200人以上のコーチに様々なことを教えられたがゆえに音楽や美術など芸術的な感性も豊かになる。また、子供の頃から自宅のレーシングコースでは毎日練習していて、8歳でフェラーリの四輪ドリフトを完成させるほどである。年月が経っても衰えを見せないプロ並みの運転技術はこの頃の経験が基となっていると考えられる。ただし駐車だけは人任せだった為に苦手である。25カ国語も話せるほどの語学力を持っているようだが、第20巻ではロシア語が聞き取れなかった(これは秋本・カトリーヌ・麗子も同じ設定)うえに第65巻では「ロシア語の発音は難しい」と発言するなど、ロシア語が話せない[2]。
日本に帰国した圭一は日本の大学に入学するが、そこでも人気の的であり、学園祭ではバンドを組み女性にもチヤホヤされ、また「エレキの若大将」と呼ばれるほどであった。大学卒業後は、カーレーサー、ファッションモデル、デザイナーと一人で三役をこなしていたが、どういうわけか家族が決めた就職先(地位は副社長)をあっさり断り警察学校に入学し、卒業後に公園前派出所に配属された。
以上が第69巻「中川メモリアル」による設定である[3]。
なお、警察官として勤務する一方、中川グループの統括会社「中川エクスクルーシブ」の社長も務めている(公務員は本来、原則として副業は禁止だが[注 7]、中川が勤務可能となっている理由は不明、当初は中川本人も「警察官をやめる気はありません」と親族らの説得も頑なに拒んでいた)。
経済への影響も大きく、バブル景気の要因を作ったとされる。また、入院したりするだけで株価の大きな変動が起こる。
同僚の秋本・カトリーヌ・麗子とともに警視庁認定51473号「私的制服着用許可証明書」の条件[注 8]に満たしている数少ない警察官[4]。 初登場は、原作は第1話、アニメ版は第2話。レギュラーキャラで両津勘吉以外で唯一初回から登場している(寺井洋一は名前しか登場していない)。ロシアンルーレットで死亡した[注 9]松本という警官の後任として初登場。タクシーに乗って派出所に現れ、タクシー代を署につけておくという登場の仕方だった。また、両津と『ダーティハリー』の話で盛り上がった末、派出所の前を通りかかったライトバンに向けてS&W M29を誤射し、嘘の報告書を出している[注 10][5]。 相当なガンマニアであり、警察官になった理由も「銃が撃てるから」という理由であった。 第1話での勤務態度から新任早々、両津と北海道のノサップ岬派出所に左遷され[5]、その後小笠原諸島の小笠原署勤務を経て亀有公園前派出所に復帰している[6]。以降、両津の相棒とも言えるほど公私ともに行動するようになる。夜勤やパトロールも両津と組むことが多かった。 両津と共に詐欺に遭い、2人合わせて4万5千円を騙し取られ、相手がお土産を贈るのを楽しみに待っていたこともあった[7][注 11]。 このように初期の頃から金持ちという設定ではあったものの、初期でのキャラクターは「世間知らずのお坊ちゃん」の側面の方がより強調されており、両津の悪ノリに度々乗っかり、場合によっては両津すら振り回すこともままある問題児であり、大原大次郎の悩みの種であった。 また、登場初期は泳げなかったようで、第3巻の寒中水泳の見本では小学生用のプールで溺死しかけている。原作では、中川が来てしばらく経った後に、麗子が来たが、アニメ版では第1話には麗子が先に登場し、第2話で新人警官として中川が登場(M29の他に、ワルサーMPLやワルサーPPKまで持参。さらに、M29を両津にプレゼントしようとするという豪快な初出勤)。中川は麗子に対して敬語を使っている。 その中川も徐々に常識人になって、金持ちであることを鼻にかけるような言動も減り、家業である中川グループのいくつもの関連会社の社長も兼務しつつ、頭も良く、気配り細やかで女性にもモテるなど、完璧過ぎるほどの好青年となっている。
登場履歴