中島公園
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この項目では、札幌市中央区にある公園について説明しています。その他の用法については「中島公園 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

中島公園
Nakajima Park
菖蒲池(2009年10月)
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分類総合公園[1]
所在地 日本札幌市中央区中島公園・南14条西5丁目・南15条西4丁目[1]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度02分39秒 東経141度21分18秒 / 北緯43.04417度 東経141.35500度 / 43.04417; 141.35500座標: 北緯43度02分39秒 東経141度21分18秒 / 北緯43.04417度 東経141.35500度 / 43.04417; 141.35500
面積23.6ヘクタール
前身中島遊園地
設計者長岡安平
運営者公園緑化協会・中島公園コンソーシアム(指定管理者
設備・遊具児童館劇場茶室日本庭園西洋館天文台コンサートホール広場文学館、スポーツ施設、テニスコート
駐車場なし
バリアフリーユニバーサルトイレ、スロープ(一部)
アクセス札幌市営地下鉄南北線中島公園駅または幌平橋駅下車
札幌市電中島公園通停留場または行啓通停留場下車 徒歩3分
北海道中央バス新千歳空港連絡バス)「中島公園」バス停下車
ジェイ・アール北海道バス琴似営業所)「中島公園駅前」「中島公園入口」「幌平橋駅前」バス停下車
告示昭和32年3月23日[1]
事務所中島公園管理事務所
事務所所在地札幌市中央区中島公園1
備考広域避難場所[2]
公式サイト ⇒中島公園
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中島公園(なかじまこうえん)は、札幌市中央区にある公園。「日本の都市公園100選」、「日本の歴史公園100選」に選定[3]
概要

札幌歓楽街である、すすきのに隣接しているが、水と緑豊かな公園になっている。国指定の重要文化財である豊平館八窓庵[4][5]人形劇の専門劇場である札幌市こども人形劇場こぐま座音楽の専用ホールである札幌コンサートホールKitara札幌市天文台などがある。また、春には「さっぽろ園芸市」、「北海道神宮例祭」(札幌まつり)では屋台見世物小屋の会場になるほか、年の瀬には「歳の市」を開催している。入口近くの「菖蒲池」は、春から秋までボートの貸し出しを行っている[6][7]。また、冬には通路が「歩くスキー」(スキーを用いた雪上ウォーキング。クロスカントリースキーと同一視されることが多いが、競技性よりも体力作り・健康維持を重視している点など異なった部分も多い)のコースになり、スキー道具一式を無料で貸し出している[8][9][10]

地下鉄南北線中島公園駅と公園入口(2004年11月)

ボート乗り場(2016年8月)

歴史

中島公園は豊平川の流れによって生まれた地形が由来になっている[11]開拓使が札幌に本府を設定した頃、豊平川の流路は本流のほかに多くの分流があった[11][12]。これらの分流の内、鴨々川が唯一当時の形を今に残しており、それ以外の川はすべて地上から姿を消している[11][13]。鴨々川と本流に挟まれた地域を字鴨々中島と呼び[13][14][15]、本流と対岸の地域を中島(なかのしま、現在の豊平区中の島)と区別していた[11][16]。開拓使は札幌本府建設のため現在の創成川東地区に工作所を設置し、木材を豊平川の上流から創成川を経由して運び入れていた[11][17]。開発が進むと鴨々中島にあった小さな池を貯木場にする工事を行って池は四角い堀が2つ並んだ形となり、工事を請け負った鈴木元右衛門に因んで「元右衛門堀」(現在の菖蒲池)と呼んだ[11][17]

開拓次官であった黒田清隆は、鴨々中島を桑園とする考えを持っていたが、部下の調所廣丈鈴木大亮は、タモセンヤナギニレなどの樹木が多い風光明媚を生かして、別の利用方法を模索していた[18]。1883年(明治16年)、札幌区は当時山鼻村にあったこの区域を公園予定地にするべく要望書を提出した[11][19]。1886年(明治19年)に「中島遊園地」として札幌区に編入され、地名も中島遊園地になった[11][14][15][20]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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