中国ハイウェイバス
[Wikipedia|▼Menu]
津山駅前 中央:西日本JRバス、右端:神姫バス
なおこの画像は2014年当時の物であり、現在とは乗り場と景観が異なる。

中国ハイウェイバス(ちゅうごくハイウェイバス)は、西日本ジェイアールバス神姫バスの2社によって共同運行される中国自動車道の昼行高速バス路線。
概要

正式な路線名は中国高速線である。この内、大阪市津山市をノンストップで結ぶ超特急便はスーパーライナー津山号と呼ばれる。下り便はUSJ - 宝塚IC間からの乗車分、上り便は津山駅 - 美作IC間からの乗車分に限り事前の予約が可能(ローソンファミリーマートでも可能)。2016年10月1日より、大阪駅・津山駅以外で乗降する場合はPiTaPaICOCAをはじめ、これと相互利用している交通系ICカードが利用できるようになる(NicoPaは不可。PiTaPaはポストペイでの利用となる)[1]。大阪駅・津山駅で乗降する場合は窓口で交通系ICカードを利用して乗車券を購入できる。

なお、大阪と津山以西の各地を結ぶ中国自動車道経由の昼行高速バス路線等は、中国ハイウェイバスに分類されない。
運行会社西日本JRバス 大阪高速管理所 津山泊所西日本JRバス 大阪高速管理所 津山泊所の看板

西日本ジェイアールバス(大阪営業所)

津山では神姫バスの津山営業所に入庫。


神姫バス(社営業所:西脇線・北条線・社線、津山営業所:西脇線・津山線)

予約センターは神戸にある。


歴史

1974年昭和49年)4月23日 - 国鉄バス中国高速線(大阪 - 津山 163.6km)の路線免許を申請。

1975年(昭和50年)11月1日 - 中国ハイウェイバス(中国高速線)開業。神姫バスとの共同運行。

国鉄バス・神姫バス共同

大阪駅 - 津山駅 - 落合インター


神姫バス単独

新大阪駅 - 西脇 - 柏原

新大阪駅 - 福崎 - 粟賀

新大阪駅 - 山崎 - 波賀(原)


西日本JRバス北条線急行(大阪駅桜橋口にて)

1976年(昭和51年)4月10日 - 落合インター線:2往復、津山線:10往復、西脇線3往復、柏原線2往復、山崎線1往復、波賀(原)線1往復、粟賀線1往復の計20往復となる。

1989年平成元年)3月30日 - 大阪駅 - 北条バスセンター開業。

1992年(平成4年)3月19日 - 大阪駅 - 北条バスセンター間を加西フラワーセンターまで延長。

1994年(平成6年)10月1日 - 大阪駅 - 津山駅間を湊町バスターミナルJR難波駅・OCAT)へ延長。

1995年(平成7年) - 阪神・淡路大震災の影響で復旧まで、新大阪駅 - 西脇 - 柏原線は西脇 - 柏原間のみで運転。その他も1月24日より三田駅止めで運行し、2月22日から大阪駅に乗り入れ、通常運行に戻る。

スーパーライナー津山1996年(平成8年) - 西脇 - 柏原間廃止。上戸田以北は廃線となり、多可郡黒田庄町(現西脇市黒田庄町)はバス路線のない町となる。大阪駅 - 津山駅間でノンストップ便のスーパーライナー津山号運転開始。

1998年(平成10年)4月1日 - 新大阪駅 - 粟賀間を新大阪駅 - 福崎間に、新大阪駅 - 原間を新大阪駅 - 山崎間に短縮。

1999年(平成11年)8月31日 - 湊町バスターミナルへの乗り入れはこの日限り。

2000年(平成12年)4月1日 - 山崎 - 新大阪駅間・福崎 - 新大阪駅間で柴原駅停車。

2003年(平成15年)5月1日 - 津山車庫線2往復、津山線30往復、西脇線10往復、北条線3往復、加西フラワーセンター線1往復、山崎線2往復、福崎線1往復となる。

2003年(平成15年)8月1日 - 山崎 - 新大阪駅間・福崎 - 新大阪駅間を休止。井ノ口、津山車庫の乗降扱いを廃止。大阪駅・新大阪駅 - 西脇間は西日本JRバスも運行開始。これに伴い、西脇営業所 - 滝野社IC間はクローズドドアシステムとなる。津山線30往復、西脇線13往復、北条線15往復、加西フラワーセンター線1往復となる。

2005年(平成17年) - 超特急便を4往復から6往復に増便。

2006年(平成18年) - 北条線・西脇線を減便。

2008年(平成20年)4月1日 - 北条バスセンター移転、同センター発着便がアスティアかさい発着に変更となる。あわせて加西市内に「古坂3丁目」バス停を新設(既設の神姫バス・加西市コミバスのバス停に併設)。

2009年(平成21年)12月14日 - 平日ダイヤ・土休日ダイヤを設定。超特急便と特急便の停留所を拡大。津山線に「快速急行」便を新設。バス停廃止(西宮名塩、加西フラワーセンター)。運行回数変更(津山線:32往復→平日24往復 / 土休日27往復、西脇線:9往復→平日15.5往復 / 土休日16往復、北条線:10往復→平日2.5往復 / 土休日2往復)。超特急便(JR便)におけるダブルデッカー(2階建車両)の運行を終了。予約可能となる便を拡大。

2010年(平成22年)4月1日 - 津山線の快速急行2往復を急行に変更。西脇行ののりばを新大阪駅(新御堂のりば)に変更。大阪駅基準で西脇行きを22時に繰り下げ、新大阪発が10分繰り下がる。

2011年(平成23年)6月1日 - 大阪駅の乗降場が、桜橋口からノースゲートビルディング1階の大阪駅JR高速バスターミナルへ変更。

2016年(平成28年)10月1日 - PiTaPa・ICOCAなどの交通系ICカードが利用可能となる[1]

2018年(平成30年)4月1日 - 快速急行便を廃止。一部の便において「大阪空港(伊丹)」バス停を新設。

2019年(平成31年)4月1日 - 滝野社線(平日3.5往復 / 土休日3.5往復)を新設。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:37 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef