両津家
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.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}こちら葛飾区亀有公園前派出所 > こちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物 > 両津家.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目に含まれる文字「葛」は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。

両津家(りょうつけ)では、秋本治漫画作品およびアニメ作品『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場する架空の人物、両津勘吉の一族について解説する。
両津家の特徴

夏春都によると、夫婦喧嘩・親子喧嘩は日常茶飯事で、男性陣はラテン系の気質でいい加減な人間が多く、女性陣はゲルマン系(ドイツスイス系)の気質で几帳面な人間が多いとされる[1]

宮大工から始まって植木屋左官屋経師屋浮世絵摺師刀鍛冶など職人のオンパレードで「親戚だけで家が一軒建つ」という一族だが[2]、前述の通り男性は道楽者が多く、「楽だから」という理由で家業の花火屋を畳んでマンションオーナーになってしまった者もいる。

RYO
(原始時代)

  

勘吉
(江戸時代)

  

(不明)

            
          
ため吉 とめどら吉
  
               
              
勘兵衛 秋冬夏春都
擬宝珠家)みの吉
  
  

  (尾形家)

                
            
元五郎銀次 よね米吉 さくら
    
    

  (中川家遠縁)
霧ヶ谷英次郎  

                 
           
勘吉金次郎 景子京子一男
  
    

(不明)京子

    

リョウツ
(西暦3001年)(10代後)

  

実直


両津勘兵衛

かんべえ(声の出演:北村弘一外波山文明[注 1]〈こち亀DS、THE FINAL 両津勘吉 最後の日〉)

勘吉の祖父。眉毛が繋がっており、勘吉・金次郎兄弟の最大の特徴はこの人ゆずり。佃島東京都中央区)の一番古い長屋で年金暮らしをしていたが、現在は事業(老人ばかりを集めたテレビゲーム会社、R・G・Cことリョウツ・ゲーム・カンパニー)に成功し、高層マンションに住んでいる。孫の勘吉が新社長になって無茶な経営をしたせい(勘吉がアダルトゲームを作りすぎて逮捕され、脱税も発覚したため)で倒産したものの[3]、勘兵衛自身が復帰したため会社は復活している。近年会社を売り、今は燕の巣の採取[4]レアメタルの採掘、飛行艇による航空会社[5]などを始めている。趣味はテニス。フェラーリやクルーザーを所有する。妹は「超神田寿司」を経営している夏春都。当初は夏春都とともに佃煮屋「よろずや」の仲見世の支店を営んでいたが、夏春都が擬宝珠家に嫁いだ後、道楽にふけったため10日で支店はつぶれた[1]。戦前は大日本帝国海軍に所属し戦闘機整備をしていたが、両津家の人間らしい手癖の悪さを発揮しており、浅草の実家には軍艦の備品だったと思われる無線機や救命具、戦闘機の照準器まであった[3]。また、日露戦争日本海海戦太平洋戦争では空母・飛龍に乗艦して真珠湾奇襲ミッドウェー海戦に参加している[3]。「よろず屋」の経営拡大のために「よろずや」吉池支店を出す計画があったものの、その資金を競馬で注ぎ込んでパアにしてしまっため、勘兵衛や息子の銀次と共に浮気が発覚して両津家の乱に発展、妻・秋冬は包丁を持って浅草寺まで追われて逃げ回り、「よろずや」吉池支店は幻に終わってしまった[6]。また昭和初期にモボと呼ばれたプレイボーイであると公表しているが、定かではない。年齢は初登場時98歳で、後に105歳となったが、現行の設定では曖昧になっている。少なくとも妹の夏春都が1900年生まれと言う。また、月島がなかった時代を覚えている。『Kamedas』では孫が勘吉と金次郎を含めて24人いるとされている。食糧難で飢えていた妹(夏春都)の為に芋を盗んで与えているエピソード[7][注 2]から、根は妹思いである他、バンドを結成した時は勘吉に曲を聞かせてあげようとしたり[8]、勘吉の身の安全を心配するなど勘吉を思っているようである。
両津夏春都

(現姓:擬宝珠)詳細は「擬宝珠家」を参照
両津銀次

(声の出演:渡辺哲、ドラマ版 2011映画・出演:ラサール石井

勘吉の父で、浅草の佃煮屋「よろずや」を経営する。勘兵衛の次男(アニメでは長男)。夏春都・みの吉の甥にあたる。明治生まれという設定[注 3]。背中にの目玉だけの刺青がある(昔、極道を目指し全身に入れようとしたがあまりに痛くて逃げた)[9]。初対面の女性に、背中に龍の刺青があると自慢する[9]。趣味は女遊びとアダルトビデオの鑑賞。江戸っ子気質で短気な性格。佃煮の材料にオーストラリア産の安物を使ったり[注 4]、赤子の勘吉を背負い飲み屋や成人映画館に入り浸ったりなど、勘吉の性格のルーツの多くを担っている。また、勘吉の少年時代のエピソードでは職人気質溢れる人物像となっている。かつて勘吉に対し(長男であることを理由に)店を継ぐようにしつこく言い、腹を立てた勘吉がゴキブリの佃煮を店に出したところ大喧嘩になり、勘吉が家を出て勘当した[10]。後に勘吉が中川と秋本・カトリーヌ・麗子を連れて浅草めぐりをした際に偶然再会してしまい、最初は気まずかったが酒を交わすうちに色々思い出すところもあった。銀次は帰り際「家に寄らんか」と勘吉を誘うも、勘吉は母・よねには申し訳ない気持ちがあったようで、この時は自宅に顔を出すのを拒んだ[9]。これ以前にも勘吉が事故死した知り合いのチンピラの両親を尋ねた時、自分の親が思い出されたのか、旅行先の公衆電話で久々に家に電話して銀次と話をしている[11]。よねは不細工だが、愛嬌の良さに惚れて結婚した。両津家の乱の時には、よねに追われ六区を逃げ回り、最後には、吾妻橋から隅田川へ飛び込み逃げたという[6]。中川のテレビゲーム会社が開発した人生シミュレーションゲームによると、もし息子の勘吉が生まれなければ、佃煮屋「よろずや」は大企業になって、浅草商店街会長を務めていた事が明かされている[12]

また勘吉同様にお金に弱く、親子だと思われないために勘吉からもらった1万円で他人のふりをする[13]。一方で、金銭感覚には鋭く贅沢ができない貧乏性である。


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