両備ホールディングス株式会社
RYOBI HOLDINGS Co., Ltd.
両備グループ共通社章
本社が入る
杜の街グレース オフィス スクエア
種類株式会社
市場情報非上場
略称両備、両備HD
両備バス(バス部門の愛称)
両備タクシー(タクシー部門の愛称)
本社所在地 日本
〒700-8518
岡山県岡山市北区下石井二丁目10番12号 杜の街グレース オフィススクエア5階
本店所在地〒704-8112
岡山県岡山市東区西大寺上一丁目1番50号
設立1936年(昭和11年)5月25日
(株式会社山陽バス)
業種陸運業
法人番号7260001007086
事業内容バス事業・タクシー事業・運送業・スーパー事業 など
代表者代表取締役会長(CEO) 小嶋光信
代表取締役社長 松田敏之
代表取締役副社長 三宅健夫
代表取締役専務 原雅之
資本金4億円
売上高359億2700万円
(2023年3月期)[1]
営業利益▲4億5700万円
(2023年3月期)[1]
経常利益13億2000万円
(2023年3月期)[1]
純利益1億6000万円
(2023年3月期)[1]
純資産220億7700万円
(2023年3月期)[1]
総資産1126億9600万円
(2023年3月期)[1]
従業員数2,430人
(2017年4月時点)
決算期3月31日
主要子会社岡山電気軌道
東備バス 70%
中国バス 100%
国際両備フェリー 100%
(いずれも連結子会社)
両備システムズ
など
関係する人物松田堯(取締役名誉会長)
外部リンクhttps://www.ryobi-holdings.jp/
特記事項:創業1910年(明治43年)7月31日
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両備ホールディングス株式会社(りょうびホールディングス、英称:RYOBI HOLDINGS Co., Ltd.)は、岡山県南部を主要な営業エリアとする両備グループの交通・運輸部門の中核企業であり、情報部門・生活関連部門を含めた両備グループ全体の中核企業でもある。
グループの中核企業である両備ホールディングスを含めた両備グループ全体での連結売上高は1,559億7900万円である。[2]
なお、商号に「ホールディングス」とつくが、純粋持株会社ではなく事業持株会社である。 現在の両備ホールディングスは2007年(平成19年)4月1日に両備バスと両備運輸が対等合併して発足した企業である。2010年(平成22年)7月31日に創業100周年を迎えた(同年の6月9日には子会社の岡山電気軌道も創業100周年を迎えた)。 起源は1910年(明治43年)に設立された軽便鉄道の西大寺鉄道(通称「西鉄」(さいてつ))である。「両備」の商号は第二次世界大戦前に西大寺鉄道と下津井電鉄が共同出資して発足した両備バスに由来する。「両備」とは西大寺鉄道が備前国、下津井電鉄が備中国にあることを意味する[3]。後年、下津井電鉄は資本を引き上げたが、両備グループと下津井電鉄は今日に至るまで良好な関係が続いている。西大寺鉄道は1962年(昭和37年)に廃止されたため、現在は路線バス・貸切バス・タクシーの営業となった。 社内カンパニー制度を導入しており、バス事業に関して述べると、「両備バスカンパニー」で一般路線バスの運行と高速バス全体の運行管理及び予約・発券業務、大半の路線の運行、貸切バスを手掛ける。「両備観光大阪カンパニー」で大阪地区の予約・発券業務、倉敷 - 大阪線の一部の運行、貸切バスを担当している。 一般路線バスは創業の地である西大寺方面をはじめ、玉野市方面など岡山市から岡山県東部や南部へ向かう路線が中心である。系列の岡電バスが市内路線、両備バスが郊外路線を担当して棲み分けがなされてきた。 また、スルッとKANSAI協議会に加盟し、2006年(平成18年)10月1日から非接触型ICカードシステム「Hareca」を導入した。 2006年(平成18年)には、中国バス(旧社)の事業継承のスポンサーとして名乗りを上げた。同社は自主再建を断念して整理回収機構の協力のもとで「企業再生スキーム」を活用した私的整理・再生手続きを行っており、広島県福山市に本社がある。同年12月22日に旧両備バスが設立した新法人の株式会社中国バスが同社の事業を引き継いだ。加えて、2012年(平成24年)10月一杯で交通事業からの撤退を決めた笠岡市に本社のある井笠鉄道についても、中国バスの社内カンパニーが代替運行を行なったのち、新法人井笠バスカンパニーを設立して事業を引き継いだ。結果、両備グループのバス事業が三備地域全体で展開されることになった。さらに、2021年には中国バス平成車庫跡地に両備バスカンパニーが広島県における貸切バスの営業拠点として広島営業所を開設したことで、貸切バス事業では両備ホールディングス本体が三備地域全体で展開している。 また、両備ホールディングス本体でも生活関連部門の充実にも力を入れており、不動産事業やスーパー事業などにも力を入れている。さらにM&Aや業務提携による事業拡大にも積極的で、結果としてバス部門の年商は既に3割程度[4] となっている。 ちなみに、岡山県・香川県の民放テレビ局で放送されている両備グループのCMでは企業イメージソング『街は青春』(作詞:伊藤アキラ、作・編曲:あかのたちお、歌:藤島新)が使用されている。このイメージソングは「岡山県民なら誰でも歌える歌」としてテレビ番組で紹介された[5]。 なお、広島県府中市に本社を置くリョービとの資本関係は一切ない[6]。
概要
沿革
設立 - 1950年代
1910年(明治43年)7月31日:西大寺軌道株式会社設立。
1911年(明治44年)7月29日:観音 - 長岡間が開業。軌間914mm。
1912年(明治45年)1月28日:長岡 - 森下間が開業。
1914年(大正3年)11月2日:西大寺鉄道株式会社に商号変更。
1915年(大正4年)9月15日:森下 - 後楽園間が開業。