世界遺産
THE WORLD HERITAGE
ジャンル紀行・ドキュメンタリー番組
企画ソニー( - 2015年3月)
キヤノン(2015年4月 - )[注釈 1]
ナレーター鈴木亮平
製作
制作TBSスパークル
製作TBSテレビ
放送
映像形式文字多重放送
音声形式解説放送
放送国・地域 日本
公式サイト
『世界遺産』(せかいいさん)は、ユネスコ総会が採択した世界遺産を題材とするTBSテレビ制作のテレビ番組(紀行・ドキュメンタリー番組)である。
1996年(平成8年)4月15日(月曜日[注釈 2])から2008年(平成20年)3月23日までは『世界遺産』の題名で毎週日曜日の23:30 - 翌0:00(JST)に放送され、同年4月6日より毎週日曜日18:00 - 18:30(JST)の時間帯への移行に伴い『THE世界遺産』(ザ・せかいいさん)に改題された。2015年(平成27年)4月5日より同時間帯のまま『世界遺産 THE WORLD HERITAGE』(せかいいさん ザ・ワールド・ヘリテージ)として放送が行われている。また、放送開始前の17:59 - 18:00に当番組の放送内容が放送されている。
BS-TBSで本番組の後に放送されていた『THE世界遺産3D GRAND TOUR』(ザ・せかいいさんスリーディー グランドツアー)、同じくBS-TBSで月に一度(2014年4月からは月に二度)放送されていた『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION』(ザ・せかいいさんヨンケイ プレミアムエディション)に関してもここで併せて説明する。 様々な世界遺産の映像を『ソニーの最新映像技術システムで未来永劫記録していく』というソニーの企画から始まった。開始当初の映像はNTSCによる4:3の映像記録だった為、ハイビジョンでの記録ではなかった[注釈 3]。その後、ハイビジョンカメラのロケ現場への投入や地上デジタルテレビ放送の開始により、ハイビジョンでの放送が整った。なお「世界遺産」BSデジタル放送開始時では、初めからハイビジョンで放送されている。 日本の世界遺産を取り上げる場合、TBS(東京放送→TBSテレビ。以下同じ)の放送エリアである関東地方にある世界遺産[注釈 4]以外は、地元のTBS系列局と共同制作または制作協力[注釈 5]の元で放送することになっている。但し、『THE世界遺産3D GRAND TOUR』と『4K・8K撮影の特別編』[注釈 6]については、日本国内の世界遺産を取り上げる場合でも、地元系列局は、共同制作や制作協力に加わらない。 日本国内の構成資産の正式登録が決まった場合、登録決定日直後、またはその翌週の放送は内容を変更するが、以下の例外もある[注釈 7]。 放送開始当初はソニーの一社提供で、オープニングの本編はじめに「Sony presents」と表示され読み上げられていた。エンディングコールは、英語で「This program has been brought to you by SONY」(日本語訳「この番組は、ソニーが(の提供で)お送りしました」)。『世界遺産』時代には、カウキャッチャーとして、ソニーグループのCMが30秒間流れた後で、オープニングの本編始めに「Sony presents」と表示されていた。「THE世界遺産3D GRAND TOUR」では、先にカウキャッチャーとしてソニーのCMを一分間流した後に3D放送に関する注意が流れ、その後で番組が始まる。なお、3D版はエンディング時のコールはない。 しかし、2015年(平成27年)3月29日放送回をもってソニーが一社提供を降板し、後継はキヤノンや三菱東京UFJ銀行(現・三菱UFJ銀行)など複数社提供に変わった[1]。
番組概要
2016年(平成28年)に、複数の国家に跨って文化遺産に登録された『国立西洋美術館』(東京都台東区)については、単独では放送せず、同年10月23日に『「西洋美術館」巨匠がつくった傑作のヒミツ』として、フランス人建築家「ル・コルビュジエ」が設計した『ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-』と共に放送した。
2017年(平成29年)に、第41回世界遺産委員会での文化遺産への登録が決定した『宗像・沖ノ島と関連遺産群』(福岡県宗像市の宗像大社)については、内容の変更をせず、同年7月23日に放送の『日本の世界遺産すべて!』に追加する形での放送となる。
2021年(令和3年)7月27日に文化遺産に登録された『北海道・北東北の縄文遺跡群』(北海道・青森県・秋田県・岩手県)については、約1年2か月後の2022年(令和4年)10月2日・9日と2週にわたり放送された。
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