「三大」はこの項目へ転送されています。日本を代表する三つのものについては「日本三大一覧」をご覧ください。
世界三大一覧(せかいさんだいいちらん)は、世界(の少なくとも大部分)を代表するとされる3つの事物の一覧。あくまで、現状その言葉の意味として社会に流布している内容を記したものであり、具体的な数値に基づくランキングのトップ3と一致するとは限らない。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}「世界三大」のほとんどは基本的に日本で考案されたもの[要出典]なので、日本国外の人とのやりとりでは通用しない。関係する企業、業界団体、団体などにより、宣伝目的で設けられる場合や、一部の人々による一方的主張の場合もあり、社会的、普遍的、世界的に受容されていない場合も多いので、その点に留意しなければならない。原理的には、「三大」は個人の価値観により、人それぞれによって異なる物でもある点にも留意しなければならない。
複数説あるものはその旨を示す。
宗教・哲学
世界三大宗教
キリスト教、イスラム教、仏教[1]
三聖人
釈迦、孔子、キリスト(または老子)[2]
世界三大宗教空間
サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国)、パルテノン神殿(ギリシャ)、法隆寺(奈良県)[3]
世界三大聖地
メッカ(サウジアラビア)、エルサレム(イスラエル)、バチカン(バチカン市国)[4]
歴史・地理
世界三大大火
明暦の大火(江戸)、ローマ大火、ロンドン大火[5]
考古学
世界三大陵墓
クフ王のピラミッド(エジプト)、始皇帝陵(中国)、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)(大阪府)[6]
世界三大仏教遺跡
アンコール・ワット(カンボジア)[7]、バガン(ミャンマー)、ボロブドゥール寺院(インドネシア)[8]
伝記
世界三大美人(世界三大美女)
クレオパトラ、楊貴妃、小野小町[9]。小野小町を含めるのは、明治時代の日本人が言い出しただけだとして、小野小町ではなくヘレネーを加える資料もある[10]
世界三大悪妻
クサンティッペ(ソクラテスの妻)、コンスタンツェ・モーツァルト(モーツァルトの妻)、ソフィア・トルストイ(トルストイの妻)。ソフィアの代わりにジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(ナポレオンの最初の妻)を入れることもある[11]
地理
世界三大潮流
メッシーナ海峡(イタリア)、セイモア海峡(カナダ)、鳴門海峡(徳島県、兵庫県)[12]
世界三大瀑布
イグアスの滝(アルゼンチン、ブラジル)、ヴィクトリアの滝(ジンバブエ、ザンビア)、ナイアガラの滝(アメリカ合衆国、カナダ)[13]
世界三大旅行記
『大唐西域記』(玄奘三蔵、646年)、『東方見聞録』(マルコ・ポーロ、1298年?)、『入唐求法巡礼行記』(円仁、847年?)[14]
世界三大奇勝
ノルウェー西海岸、金剛山(北朝鮮)、東尋坊(福井県)[15] - 安山岩の柱状節理
ベスビオス山(イタリア)、マウナ・ケア山(アメリカ合衆国・ハワイ)、鬼押出しの溶岩(群馬県)[16]
南チロルの土柱(イタリア)、ロッキー山脈の土柱(アメリカ合衆国)、阿波の土柱(徳島県) - 世界三大土柱[17]
世界三大峡谷
グランド・キャニオン(アメリカ合衆国)、フィッシュリバー・キャニオン