世界に一つだけの花
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「世界に一つだけの花」
SMAPシングル
初出アルバム『SMAP 015/Drink! Smap!
B面僕は君を連れてゆく
リリース2003年3月5日
規格マキシシングル
ジャンルJ-POP
時間4分41秒
レーベルビクターエンタテインメント
作詞・作曲槇原敬之
ゴールドディスク


3ミリオン(日本レコード協会[1][2]

チャート最高順位

週間1位(3週連続2回・通算7週)(オリコン[1]

週間2位(Japan Hot 100[3]

週間2位(Top Singles Sales[4]

2003年3月度月間1位(オリコン)

2003年4月度月間2位(オリコン)

2003年5月度月間3位(オリコン)

2003年6月度月間11位(オリコン)

2003年7月度月間13位(オリコン)

2003年10月度月間15位(オリコン)

2004年1月度月間2位(オリコン)

2004年2月度月間9位(オリコン)

2003年度年間1位(オリコン)

2004年度年間11位(オリコン)

2016年度年間12位(オリコン)

2017年度年間57位(オリコン)

2018年度年間495位(オリコン)

オリコン歴代シングルランキング3位[5]

SMAP シングル 年表

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freebird

(2002年)


世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)

(2003年)


友だちへ?Say What You Will?

(2005年)



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「世界に一つだけの花」(せかいにひとつだけのはな)は、日本男性アイドルグループSMAPの楽曲。作詞作曲は槇原敬之が手がけた。2002年7月24日にビクターエンタテインメントより発売された14枚目のアルバム『SMAP 015/Drink! Smap!』に収録されたのち、2003年3月5日に35枚目のシングルとして発売された。

2003年に発売されたシングルは、オリコン週間シングルランキングで第1位を獲得。2016年1月にSMAPの解散活動が報じられて以降、再び売上を伸ばして2016年2月1日付の同ランキングで12年ぶりに週間TOP10入りし、平成に発売された作品では初となるトリプルミリオンを達成した[1]
制作・リリースの経緯

最初にリリースされた音源は、2002年7月24日に発売されたアルバム『SMAP 015/Drink! Smap!』に収録されたものである。作詞・作曲した槇原敬之によると、依頼を受けて最初に提出した作品「Wow」をボツにされ、締め切りが迫る中で書き上げたという[6]

アルバム発売当時から各メンバーは本曲が同アルバム中で一番好きな曲だとコメントしていた。その後2002年9月16日放送分の関西テレビフジテレビ系列『SMAP×SMAP特別編』内のコーナー「同学年」で、木村拓哉が挿入歌として本曲を歌い話題を呼んだ[注 1]

本曲が世間一般に知れ渡ったのは、アルバムリリース翌年の2003年1月?3月にかけて放送された草g剛主演の関西テレビ共同テレビ制作、フジテレビ系ドラマ『僕の生きる道』の主題歌となったことによる。ドラマ放送開始直後からシングル・カットの要望が多数寄せられたため、メンバーの歌唱パートの入れ替えや制作者槇原敬之のコーラスの追加などのアレンジを行い、2003年3月5日に「世界に一つだけの花(シングル・ヴァージョン)」としてシングルカットされた。このシングルはSMAP初の200万枚(ダブルミリオン)、ジャニーズ事務所所属のアーティストで初の200万枚以上の売り上げを記録している。なお、同ドラマの中でシングル・ヴァージョンが唯一使われたのは、発売直後に放送された最終回のエンディングである。

アルバム版で締めの大サビを歌っていたのは木村だったが、(木村は、シングル版で大サビが草gになったことに対して、「シングル版の収録後に帰宅した風呂場で泣いた」と語っている)シングル版ではドラマのためか草gが担当している。サビの部分はアルバム版では1番は中居と香取、2番は木村と稲垣と草gのユニゾンでそれぞれ歌っているのに対し、シングル版では1番2番ともに5人のユニゾンで歌っている。

振り付けはKABA.ちゃんが担当した。KABA.ちゃんによると木村に「皆が1つになれる様な振り付けを作ってほしい」との要望を受けて、制作したものである[7][8]。2005年(平成17年)のNHK第56回NHK紅白歌合戦』で全出場歌手により本曲が大合唱された際には、全員がこの振り付けで踊った。

シングル・ヴァージョン発売から約6年半後、クラシックジャズのアレンジを行い、2009年12月18日 - 2010年1月11日までの期間限定で『SMAP SHOP09 in akasaka Sacas』にて、『SEKAI NI HITOTSU DAKE NO HANA(S.O.N. version)』(S.O.NはSMAP ON NYの略)として販売された(曲割りと歌詞は両方ともシングル版と同じ)。さらに2011年3月18日には歌詞を中国語に翻訳し再レコーディングしたものを『世界上唯一的花』として中国で発売した[注 2][注 3]。また、売り上げの一部は発売約1週間前に起こった東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の被災者へ寄付することを発表した。

『SMAP 015 / Drink! Smap!』に収録されている「オリジナルバージョン」、シングルカットされアレンジが加えられた「シングルヴァージョン」、『SMAP 016/MIJ』に収録された「organ version」、『SEKAI NI HITOTSU DAKE NO HANA(S.O.N. version)』の「ジャズバージョン」および「クラシックバージョン」、歌詞が全編中国語の『世界上唯一的花』とCDとして発売されたSMAP名義による本曲の公式なバージョン違いは全部で6パターン存在する。

リズム時計工業の一部のからくり時計の内蔵曲で使用されている。

シングルバージョンのアルバム初収録は2011年発売の『SMAP AID』である。2016年発売の『SMAP 25 YEARS』にも収録されている。

シングル版では木村と草gのパートが多く、アルバム版では稲垣と木村のパートが多い。シングルで中居のソロパートが歌い出しなのは1994年発売の「君色思い」以来9年ぶりである。アルバム版では歌い出しと大サビを木村が担当している。

2016年12月21日に発売されたベスト・アルバム『SMAP 25 YEARS』にファン投票12位となり、収録された。カップリングの「僕は君を連れてゆく」も35位にランクインし、アルバムに初めて収録されている[9][10]

2023年現在、SMAPが5人そろって公の場で歌唱した最後の楽曲である[注 4]
歌詞

槇原は本曲を作る3年前の1999年に覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されたことが自分を見つめ直す機会になった。その中で彼は仏教と出会い、従来の私小説的な作風とは異なる人生をテーマとする作品を手がけるようになり、その成果が本曲だった。この歌を書き上げた時の様子を槇原は次のように回顧している[6]

部屋の床に犬と寝ていてパッと起きたら、ものすごくきれいな雨が降っている朝だった。頭に浮かんでくる景色を文章化していくだけで自分が書いた感覚はなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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