与那国島
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}世界 > アジア > 東アジア > 日本 > 南西諸島 > 八重山列島 > 与那国島

与那国島
与那国島の空中写真。
2012年11月8日撮影の119枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
所在地 日本
 沖縄県八重山郡与那国町
所在海域東シナ海太平洋フィリピン海
所属諸島八重山諸島
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯24度28分6秒 東経123度0分17秒 / 北緯24.46833度 東経123.00472度 / 24.46833; 123.00472 (与那国島)座標: 北緯24度28分6秒 東経123度0分17秒 / 北緯24.46833度 東経123.00472度 / 24.46833; 123.00472 (与那国島)
面積28.95[1] km²
海岸線長27.49[2] km
最高標高231.3[2] m
最高峰宇良部岳(うらぶだけ)[2]
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}与那国島与那国島 (八重山列島)八重山列島の地図を表示与那国島与那国島 (沖縄県)沖縄県の地図を表示与那国島与那国島 (日本)日本の地図を表示
OpenStreetMap
プロジェクト 地形
テンプレートを表示
最西端之地碑(2020年11月4日撮影)与那国島の全体図与那国島の位置

与那国島(よなぐにじま、与那国語: どぅなんちま)は、南西諸島八重山列島日本の最西端に位置する島で、国境の島と呼ばれる[3]
概要与那国島を代表する東崎の景観。与那国馬が点在する。

八重山列島の西端、台湾の北東に位置する。行政区分としては、一島で沖縄県八重山郡与那国町を成す。

日本最西端の島であり(与那国島西端の西崎(いりざき)の位置は北緯24度26分58秒 東経122度56分01秒 / 北緯24.44944度 東経122.93361度 / 24.44944; 122.93361 (西崎)[4][注釈 1]東京からの直線距離は約2,000キロメートルを超え、日本の領土の中で東京から最も離れた島である[7]

主要産業は、サトウキビ等の農業畜産業漁業[8][9]

日本の国家安全保障上重要な位置にあるため、2016年陸上自衛隊与那国駐屯地が開設されて沿岸監視隊が配備された。この配備により、自衛隊員とその家族250人が移り住み、人口の15%近くを占めるようになった[10][11][12]
地理

面積28.95 km2[13] で、小笠原諸島硫黄島父島より若干大きい程度である。人口1,694人(2023年11月30日時点)[14]、年平均気温23.8℃、年間降水量2,353.6 mm[15]石垣島からは約127 kmの国境の島で、台湾(中華民国宜蘭県蘇澳鎮までは約111 kmしかなく、年に数回晴れて澄んだ日には、水平線上に台湾の山々[注釈 2]を望むことができる[16]。島は東西に細長く、ちょうどサツマイモのような形をしていて、起伏は激しいものの自転車でも3 - 4時間で一周が可能な大きさである。

島の成因はサンゴ礁の隆起ではなく、地質は主に第三紀堆積岩からなる。面積は小さいながら、200 m級の山があるなど起伏が大きい。また、島の南海岸は波で浸食され、断崖絶壁が多数ある。南側の太平洋からは一年を通じて強い風が吹くが、中央の山地によって遮られ、高地までは影響があるものの、島の北側では風はそれほど強くない。島の東端には東崎(あがりざき)、西端には西崎(いりざき)の2つの岬がある。

中央北部に祖納(そない)、西部に久部良(くぶら)、南部に比川(ひがわ)の3つの集落があり、町役場は祖納にある[2]。主な産業は、漁業サトウキビ農業畜産観光で、島の南半分及び東崎では牛馬が放牧されている。比川の近くにはエビの養殖場もある。

港などにある船舶用の浮標は「水源に向かって左側は緑色」「水源に向かって右側は赤色」と定められているが、浮標の色を定めるためには特定の地点を水源として決める必要がある。海上保安庁告示(第131号昭和58年 1983年7月5日付 官報 本紙 第16925号 5頁 浮標式を定める告示)により日本の沿岸における水源は原則として与那国島とされている[17][注釈 3]
島名

与那国方言では、どぅなんちまと呼ばれる。

その由来には諸説があり、池間栄三は、「ゆうな」(オオハマボウ)という木に由来する説が有力であるとする。この説によれば、石垣島では与那国のことを「ゆのおん」というが、これは「ゆうなふん」の転訛で、「ゆうな」の「ふん」(群れ)、すなわち、ゆうなの群生を意味するという。そして、与那国方言では語頭のヤ行が濁音化してダ行となるから、「ゆうな」が「どぅな」となるとされる[18]。また、「よな」は海岸の洲や、米、砂を意味するという説もあり、富島壯英は諸説を検討した上で、「どぅなん」は砂や米を意味する「よね」に由来すると結論付けている[19]

与那国島付近は天候が不安定で海を渡るのが難しいため、「渡難」(どぅなん)と呼ばれるともいわれるが、俗説とされる。
気候

熱帯雨林気候(Af)に属する。

最寒月平均気温 18.5℃(1月)[15]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:172 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef