下村陽子
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下村陽子
生誕 (1967-10-19)
1967年10月19日(56歳)
出身地 日本 兵庫県
学歴大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒業
ジャンルゲームミュージック
職業作曲家
編曲家
担当楽器ピアノ
活動期間1988年 -
事務所MSエンタテインメント
共同作業者ALPH LYLA
公式サイト ⇒http://www.midiplex.com/

下村 陽子(しもむら ようこ、1967年10月19日 - )は、日本作曲家編曲家兵庫県生まれ。大阪音楽大学短期大学部音楽科器楽専攻卒業。

主にゲームミュージックの作曲活動で知られる。担当作品に『ストリートファイターII』、『スーパーマリオRPG』『マリオ&ルイージRPG』シリーズ、『キングダム ハーツ シリーズ』、『ファイナルファンタジーXV』など。

カプコンスクウェア(現スクウェア・エニックス)を経て、フリー。ゲーム以外にも映画テレビアニメ舞台作品に関わり、活躍の場を広げている。
来歴

4歳の頃にピアノを始める。小学6年生の時に本人いわく「スイッチが入って」練習に熱を入れるようになり、中学からは音楽漬けの生活を送る。高校の時には指揮を習い、ブラスバンドではフルートを担当した[1]大阪音楽大学短期大学部でピアノを専攻。また、副専攻で作曲を学んだ[2][3]

卒業後、カプコンに入社。『ストリートファイターII』など数々の音楽を手がける。しかし、コンシューマーゲームの制作から外れ、アーケードゲームの担当に移ったことや、「RPGが作りたかった」という理由から、1993年スクウェアに転職[4][5]。念願のファンタジーRPGである『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』をはじめ数々の音楽を手がける[6][7]

2002年末にスクウェアを退社し、フリーとして活動を行う[8][9]。その後も、古巣のカプコン、スクウェアの後継会社であるスクウェア・エニックス任天堂の作品など、ゲーム音楽を中心に活動を行っている。
人物

自分自身を『直情型』と評するように[10]、直感的な作曲傾向が見られるが、『パラサイト・イヴ』では感情を封印した曲作りを行っている[11]。同作の制作中からMacintoshを仕事に取り入れるようになり、楽曲制作にはDigital Performerを使用している[12]。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}通称「下村節」と呼ばれ最も得意としているのは16ビートのバトル曲。[要出典]

最も感動したゲーム音楽には『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の「おおぞらをとぶ」(すぎやまこういち作曲)を挙げており、「これほどの曲が作れたなら、その瞬間に死んでも構わない」と思わせる程の衝撃であったと語っている[13]。また、凄いと思ったミュージックコンポーザーに任天堂近藤浩治[13]クラシックの分野で好きな作曲家にラフマニノフショパンらを挙げている[14]
担当作品
ゲームソフト

※印が付いている作品は数曲のみの一部参加タイトル。また、印が付いていないタイトルも、一部他の作曲者による楽曲が含まれているものがある。
カプコン在籍時代

カプコンサウンドチーム「ALPH LYLA」の一員としての仕事のため、メイン担当作品でも他のコンポーザーの曲が含まれている作品も存在する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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