上田長尾家(うえだ ながお‐)は、室町時代に越後国に割拠した豪族。守護代長尾氏の分家。
概要の越後上田城
戦国期においては、守護代長尾為景による新守護擁立(永正の乱)に加担するが、その後対立関係に陥る。為景の死没直前に、その息女・仙桃院が上田長尾政景に嫁ぐことで政情は安定する。その間に生まれた顕景はのちに上杉景勝を名乗り、上杉謙信の養子となりその家系は、長尾上杉氏(米沢上杉家)として続いていった。
歴代当主(兵庫頭)
長尾房景(肥前守)
長尾清景(兵庫助)
(長尾憲長(兵庫助))
長尾景隆(顕吉、肥前守)
長尾房長
長尾政景
長尾顕景(上杉景勝)- 山内上杉氏へ養子。上杉謙信を養父とする。
脚注^ 『新潟県史 通史編2 中世』、206頁
更新日時:2019年9月30日(月)13:28
取得日時:2021/02/10 23:12