上海ワールド・フィナンシャル・センター
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上海ワールドフィナンシャルセンター


施設情報
所在地 中国 上海市 浦東新区
状態完成
建設期間2004年11月 - 2008年8月28日
用途オフィス、商業施設
地上高
屋上492m
最上階101
各種諸元
階数104階
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上海ワールド・フィナンシャル・センター
各種表記
繁体字:上海環球金融中心
簡体字:上海?球金融中心
'"`UNIQ--templatestyles-00000002-QINU`"'?音:Shangh?i Huanqiu J?nrong Zh?ngx?n
発音:シャンハイ ホワンチウ ジンロン ジョンシン
英文:Shanghai World Financial Center
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上海ワールドフィナンシャルセンター(シャンハイワールドフィナンシャルセンター、中国語: 上海?球金融中心、英語: Shanghai World Financial Center, SWFC)は、中華人民共和国上海市浦東新区金茂大厦421mの隣)に位置する超高層ビル。上海ヒルズとも。
目次

1 概要

2 歴史

3 主な施設

4 構造

5 備考

6 アクセス

7 脚注

8 外部リンク

概要

所在地は上海市浦東新区世紀大道100。高さ492m。2013年9月現在世界第5位(中華人民共和国で第1位の高さ)の超高層ビルである。「最高フロア高さ」と「軒高」では台北101よりも高く、ブルジュ・ハリーファに次いで世界第2位である[1]。当初、完成すれば台北101が完成するまで世界一の高さとなる予定であったが、後述の事業凍結を挟んだ事で、結果的に世界1位の座は獲得できなかった。但し、展望台の高さ(地上474m)はブルジュ・ハリーファ竣工後も世界一を誇る。

延べ床面積は東京六本木ヒルズ森タワーとほぼ同じ、約38万m2。総事業費は約1250億円。
歴史

森ビルにとって、中国で3棟目のビル開発として計画された。前2棟が日本のゼネコンによる施工であったのに対し、SWFCは中国の建設会社への分離発注であり、それに際し、海外におけるコンストラクション・マネジメントという新たな取り組みを導入した[1]。森ビル等が出資する上海環球金融中心有限公司はプロジェクトの事業主体でありCMの担い手ともなった。

2001年の完成を目指して1997年10月に着工するも、基礎工事完了後、アジア通貨危機SARS日中関係悪化の影響を受け計画が頓挫した。この中断期間の間に大幅な設計変更を行い、ビル内部空間を広くするという流行の変化(当時)を受け、フロアの天井高を2500mmから2800mmに変更し、同時に建物規模を94階建から101階建(460m→492m)へ増やした[1]。これに際し、世界一高い展望台や最上部の穴も追加された。これら一連の変更について森ビルの森稔社長は後に「逆風をバネにして飛躍した」「中断期間があったから上海のランドマークは誕生した」と述べている[1]

5年間の中断後、好調な中国経済に後押しされ2003年にプロジェクトが再始動、2004年11月に建設を再開した。2008年6月からテナントの入居が始まり、事業着手から14年の時を経て同年8月28日に竣工、8月30日から本格開業。開業前に現地で開いた記者会見で森稔社長は「日本では無謀と言われたが、やめようとは一度も思わなかった」と振り返り、「国際金融都市の新しい幕開け」と表現した[1]。翌日の地元紙の紙面でも1面に取り上げられる等、中国国内における注目度の高さを窺わせた[1]
主な施設 世界で一番高い展望台の内部上海環球金融中心淀山湖 上海環球金融中心の位置(上海市)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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