凡例上毛野小足
時代飛鳥時代
生誕不明
死没和銅2年4月16日(709年5月29日)
別名男足
官位従四位下・陸奥守
主君文武天皇→元明天皇
氏族上毛野朝臣
テンプレートを表示
上毛野 小足(かみつけの の おたり)は、飛鳥時代の貴族。名は男足とも書く。姓は朝臣。官位は従四位下・陸奥守。
経歴に任ぜられる(この時の冠位は直広参)。大宝元年(701年)の大宝律令による位階制の施行以降に、正五位上に叙せられる。のち、大宝3年(703年)下総守、和銅元年(708年)陸奥守と文武朝から元明朝にかけて東国の国司を歴任する。なお、下総・陸奥両国の国司で名がわかる最初の人物である。
和銅2年(709年)4月16日卒去。最終位階は従四位下。 『続日本紀』による。
官歴
時期不詳:直広参
文武天皇4年(700年) 10月15日:吉備総領
大宝元年(701年)以降:正五位上
大宝3年(703年) 7月5日:下総守
時期不詳:従四位下
和銅元年(708年) 3月31日:陸奥守
和銅2年(709年) 4月16日:卒去(従四位下)
参考文献
宇治谷孟『続日本紀 (上)』講談社〈講談社学術文庫〉、1992年