上毛新聞
上毛新聞社 本社屋(前橋市古市町)
種類日刊紙
サイズブランケット判
事業者上毛新聞社
本社群馬県前橋市古市町1-50-21
代表者内山充(代表取締役社長)
創刊1887年(明治20年)11月1日
前身群馬日報
上野新報
言語日本語
価格1部 130円(税込)
月極 3,350円(税込)
発行数28万1022部(2020年9月)
ウェブサイトhttps://www.jomo-news.co.jp/
上毛新聞(じょうもうしんぶん)は、上毛新聞社が発行する群馬県の地方新聞。1887年(明治20年)創刊。目次 群馬県の県域地方新聞(県紙)で、発行部数(日本ABC協会調べ)は約29万部。県内の世帯普及率は35%[1]で、関東地方の地方紙では栃木県の下野新聞とともに、全国紙を上回るシェアがある。 印刷センター(伊勢崎市三和町) 政治・経済・社会・地域ニュースなどを掲載する本紙と、スポーツ・芸能・放送番組表からなる「上毛スポーツ」のセット(ツイン版)で発行している。 新聞発行以外にインターネット、ラジオ、デジタルサイネージ(電子看板)へのニュース配信、書籍出版、文化・スポーツイベントの開催、住宅展示場事業などを手掛けている。 2001年(平成13年)に同族企業でなくなり、他の企業の傘下にも入っていないため、生え抜きの出身者が社長に就任している[2]。 本紙と別に、子ども向け新聞「風っ子」、東毛地域(館林市、邑楽郡、桐生市、みどり市、太田市)向けの「シャトル」、高崎市向けの「タカタイ」を、タブロイドサイズで週1回発行している。 同じ県域メディアの群馬テレビ・エフエム群馬と連携して、イベントなどを実施することがある[3][4]。 本紙 上毛スポーツ テレビ・ラジオ欄(2021年9月現在) 左からNHK前橋総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ、群馬テレビをフルサイズで掲載。右隅に上からBS1、BSプレミアムをハーフサイズで掲載。 なお、群馬県関連の番組が掲載される場合は、当該部分が太字で強調されている。 左からBS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、WOWOWライブ・シネマ・プライム、BSスカパー!、スター・チャンネル1、BS11、NHK BS4K、BS12を掲載。 左からFM GUNMA、2行目にNHKラジオ第1・NHKラジオ第2を掲載。 3 - 7行目は上段から県内コミュニティ放送局のラジオ高崎、FM OZE、FM TARO、いせさきFM、ラヂオななみ、FM桐生、M.waveと近隣都県局のNACK5、TOKYO FM、J-WAVE、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本、ラジオNIKKEIを掲載。 8行目はNHK-FMとNHK Eテレ・サブチャンネルを掲載。9・10行目は上段に放送大学ラジオと放送大学キャンパスon、下段にとちぎテレビ、テレ玉を掲載。 なお、民放AM4局についてはワイドFMの周波数も掲載されている。 注目された報道
1 概要
2 紙面構成・報道
3 主催イベント・事業
4 本社・取材拠点等
5 エピソード
6 不祥事
7 歴史
8 出身者
9 脚注
10 関連項目
11 外部リンク
概要
紙面構成・報道
1面や第1、第2社会面は、群馬県に関わるニュースを中心に掲載する。1面に毎号掲載するコラムは「三山春秋(みやましゅんじゅう)」。三山とは、群馬県を象徴する赤城、榛名、妙義の三つの山(上毛三山)を意味する。1面の題字下に「朝の一句」と題して毎日1人ずつ、子どもが詠んだ俳句を顔写真付きで載せている。
2面以降の「国内政治」「国内社会」ほかで共同通信からの配信記事を掲載する。
経済面は見開きで、県内ニュースと全国ニュースが各1ページある。
地域のイベントなどを載せる地域面は「県央」「西北毛」「東毛」の3ページある。
第3社会面にもイベントを載せるほか、おくやみ(一般人の訃報)を掲載する。
終面は広告のほか、「まち里歩き」などの特集を組むことがある。
読者投稿欄は「ひろば」。俳句や短歌、川柳などの投稿も掲載している。
4コマ漫画は「カンちゃん」。
1面から2?3ページにわたり、群馬県内のプロ・アマチュアのスポーツ大会、県勢選手の活躍を中心に掲載する。
競輪や競艇など公営ギャンブルの予想を載せている。
最終面(地上波・BS)
中面1(BS)
中面2(ラジオ・BS・地上波)
1985年(昭和60年)8月14日の朝刊一面で、13日11時10分、消防団員らに担架で救出される非番の客室乗務員のカラー写真を掲載した[5]。
2005年(平成17年)から、日本の近代化を支えた群馬県の養蚕・製糸業をテーマとした「シルクカントリー群馬」の報道キャンペーンを展開している。
2013年(平成25年)4月1日、松井秀喜・長嶋茂雄への国民栄誉賞の授与をスクープした。
主催イベント・事業
ぐんまマラソン:群馬県、前橋市、高崎市と共催するマラソン大会で、毎年1万5千人が参加する。
群馬イノベーションアワード:群馬から起業家を発掘、育成するコンテスト。田中仁財団と共催。
ぐんまプログラミングアワード:プログラミングの人材発掘コンテスト。前橋市、前橋市教育委員会と共催。
山人音楽祭:群馬県内最大級のロックフェスティバル。DISK GARAGE 、BADASSと共催。
公益財団法人上毛新聞厚生福祉事業団を運営し、県民から寄付を受け付けている。集まった募金は福祉施設などに配分される[6]。毎年年末には県内の画家から提供を受けた作品のチャリティーオークションを実施。東日本大震災など大規模災害が起きた際には義援金を呼び掛ける。
各分野で功績があった個人・団体を表彰する上毛賞(上毛社会賞、上毛スポーツ賞、上毛芸術文化賞、上毛文学賞)を毎年主催している。
就職情報サイト「JUMPS」 ⇒[1]を運営するほか、企業合同説明会を主催している。
クラウドファンディング「ハレブタイ」を運営している[7]。