上智福岡中学校・高等学校
正門
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度34分18.5秒 東経130度23分10.41秒 / 北緯33.571806度 東経130.3862250度 / 33.571806; 130.3862250
上智福岡中学校・高等学校(じょうちふくおかちゅうがっこう・こうとうがっこう、英:Sophia Fukuoka Junior-Senior High School)は、福岡県福岡市中央区輝国一丁目に所在する私立中学校・高等学校。
高校募集を行わない、完全中高一貫教育を行っている。
カトリック男子修道会のイエズス会を経営母体とする学校法人上智学院が設置者。 全国に4つある、イエズス会を経営母体とする学校の一つである。1932年(昭和7年)に開校した「福岡公教神学校」を前身とし、「平尾学院」「泰星中学校(旧制)」「泰星高等学校(新制)」を経て、1983年(昭和58年)イエズス会に経営移管後、「泰星中学校・高等学校(新制)」となった。2010年(平成22年)には同じイエズス会を経営母体とする上智大学との教育提携を締結し、2011年(平成23年)に現校名となる。2012年(平成24年)には中学校が、2015年(平成27年)には高等学校が共学を開始した。 2016年(平成28年)4月1日、設置する「学校法人泰星学園」が、同じくイエズス会を経営母体とする栄光学園(神奈川県鎌倉市)、六甲学院(兵庫県神戸市)、広島学院(広島県広島市)とともに、学校法人上智学院に吸収合併された。これは、日本在住のイエズス会員(司祭)の高齢化に伴い、個別の法人理事会の維持が困難になったことが最大の理由で、当時のイエズス会日本管区の梶山管区長の指示によるもの。完全な中高一貫教育を行っているため、学校は名称として通常「上智福岡中学高等学校」を使用している[1]。 より大いなるものを知り、他者に奉仕し、世界への懸け橋となるリーダー
概要
教育理念
Magis - 今の自分に満足せず、常により高い自己の発展を求めよ。
Men and Women for Others with Others - 他者のために生きる。
イエズス会の教育理念であり、姉妹校(イエズス会系列校)と共通。
校訓
Magis - さらによりよく
Men and Women for Others, with Others - 他者のために他者とともに
Excellence - 卓越性を求める
校章
盾に上智大学の象徴である鷲が描かれ、「真理の光」を表すラテン語Lux Veritatisの頭文字のLVと、学校の英語名「SOPHIA FUKUOKA」の文字が入っている。色は群青色・臙脂色・黄色が使用されている[2]。
校歌
2011年(平成23年)度の校名変更にあたり、新しく制定。タイトルは「はばたけ ソフィアの鷲よ」。作詞・作曲は新井満[3]。
学園歌
2011年(平成23年)度の校名変更に至るまで、長年の間校歌として歌われていた。タイトルは「泰星学園校歌」。作詞は堤清之
沿革
1932年(昭和7年)4月 - カトリック福岡司教区第2代司教のA.ブルトン司教(パリ外国宣教会)によって福岡公教神学校が創立される。
1934年(昭和9年)4月 - 福岡県知事より各種学校として認可され、平尾学院と改称。
1936年(昭和11年)3月 - 旧制泰星中学校となる。
1946年(昭和21年)4月 - カトリックマリア会に経営移管。
1947年(昭和22年)4月 - 学制改革により、新制の泰星中学校が開校。
1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、新制の泰星高等学校が開校。
1951年(昭和26年)3月 - 学校法人泰星学園設立。
1959年(昭和34年)3月 - 泰星中学校を廃止する。
1969年(昭和44年)4月 - カトリック福岡司教区に経営移管。
1974年(昭和49年)2月 - 現校地に移転する。
1983年(昭和58年)7月 - イエズス会に経営移管、校地拡張。
1984年(昭和59年)4月 - 泰星中学校を再開校する。中高一貫1期生(41期)が中学に入学。
1989年(平成元年)4月 - 高等学校からの生徒募集を停止。
1989年(平成元年) - ニュージーランド・オークランド・グラマー・スクールと交換ホームステイ開始。
1991年(平成3年)3月 - 完全中高一貫教育体制が確立(高3: 43期?中1: 48期)。
1997年(平成9年)9月 - 東ティモールの聖ヨセフ学園高等学校と姉妹校となる。
2010年(平成22年)4月 - 上智大学との教育提携を締結。
2011年(平成23年)4月 - 上智福岡中学校・高等学校に改称。
2012年(平成24年)4月 - 中学校が共学化する。
2015年(平成27年)4月 - 高等学校が共学化する。
2016年(平成28年)4月 - 同じ経営母体(イエズス会)の学校法人上智学院に吸収合併される。附属校化はせず、学校名は変更しない[5]。
2018年(平成30年)3月 - 共学化後、女子生徒が初めて高等学校を卒業(69期)。[6]
学園生活
生徒数が各学年平均して130?180名と少なく、クラスも1学年に4クラスであるため、生徒間の関係は親密であるとされる。
制服は、男子は冬は濃紺色のブレザーにグレーのズボンと白のボタンダウンシャツ。