上智大学文学部
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上智大学文学部(じょうちだいがくぶんがくぶ、英称:Faculty of Humanities)は、上智大学が設置する文学部。上智大学大学院文学研究科(じょうちだいがくだいがくいんぶんがくけんきゅうか、英称:Graduate School of Humanities)は、上智大学が設置する大学院文学研究科上智大学1号館(1932年竣工、スイス人建築家マックス・ヒンデルによる設計)
概説ヘルマン・ホフマン初代学長と上智大学第1期生

上智大学文学部は1928年に上智大学が大学令による大学として発足した際に商学部(現・経済学部)と共に設立された旧制文学部を前身として、新制大学への移行に伴い1948年に設置された[1]哲学科史学科国文学科英文学科ドイツ文学科フランス文学科新聞学科の7学科と保健体育研究室が設置されている[2]。但し保健体育研究室は専攻学生は持たない[2]。また、大学院文学研究科には哲学専攻、史学専攻、国文学専攻、英米文学専攻、ドイツ文学専攻、フランス文学専攻、新聞学専攻、文化交渉学専攻が存在する[1]

哲学科とドイツ文学科は1913年に商科(現・経済学部)と共に創設された上智大学で最も長い歴史を持つ学科である[1]。また、萬朝報東京日日新聞などに記者として所属した後、日本におけるジャーナリズム研究、マスコミュニケーション研究の草分け的存在となった小野秀雄により1932年に開設された新聞学科はメディア・ジャーナリズムを専門とする学部学科としては日本最古のものとされる(但し大学所属の研究機関としては同じく小野が1929年に設立した現在の東京大学大学院情報学環・学際情報学府の前身となる東京帝国大学文学部新聞研究室が存在する)[3]。また、同学科の関連機関として上智大学メディア・ジャーナリズム研究所が存在する。

現在の上智大学外国語学部総合人間科学部はそれぞれ学科を文学部から移設する形で開設されたものである[1]。そのためかつて文学部には外国語学科(英語、ドイツ語、フランス語、イスパニア語、1958年に外国語学部へ改組)と教育学科、心理学科、社会学科、社会福祉学科(全て2005年に総合人間科学部へ改組)が存在した[1]
沿革
前史上智大学専門部新聞学科の演習風景

1913年 上智大学の開学に伴い哲学科、ドイツ文学科が設置される[4]

旧制文学部(1928?1948年)

1928年 上智大学文学部(旧制)が設置され、哲学科、文学科が置かれる
[4]

1932年 専門部に新聞学科が設置(1948年に文学部へ移設)[4]

1942年 文学部史学科を設置[1]

文学部(1948年?現在)

1948年 新制大学として改組に伴い、文学部(哲学科、史学科、英文学科、ドイツ文学科、新聞学科)が設置(英文学科は新たに開設)
[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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