上智大学外国語学部(じょうちだいがくがいこくごがくぶ、英称:Faculty of Foreign Studies)は、上智大学に設置される外国語学部である。関連する大学院研究科として、上智大学大学院言語科学研究科(じょうちだいがくだいがくいんげんごかがくけんきゅうか、英称:Graduate School of Languages and Linguistics)と、上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科(じょうちだいがくだいがくいんグローバル・スタディーズけんきゅうか、英称:Graduate School of Global Studies)が設置されている。上智大学1号館(1932年竣工、スイス人建築家マックス・ヒンデルによる設計)
概要
上智大学外国語学部は、1955年に設立された上智大学文学部外国語学科が、1958年に外国語学部に改組されて設立された[1]。
英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科の6学科が設置されている[2]。
2年次秋学期に、9つの研究コースから1つを選択・登録し、関心のある領域について専門的な研究を進めていく[3]。
北米研究コース
アメリカ政治外交、アメリカ研究、アメリカ社会史、国際政治史、国際安全保障論等
ヨーロッパ研究コース
ヨーロッパ政治経済論、ドイツ政治研究、フランス政治研究、EUと欧州安全保障、中世ヨーロッパ研究等
ラテンアメリカ研究コース
ラ米政治社会論、ラ米経済概論、ブラジル経済論、近現代スペイン研究、ブラジル文学論等
ロシア・ユーラシア研究コース
ロシア政治・外交、ロシア・ユーラシア経済概論、ロシア社会、ロシア史、ロシア文化・文学等
アジア研究コース
中国政治外交、南アジア社会経済論、東南アジア史、アジアの環境と開発、アジア文化遺産研究等
中東・アフリカ研究コース
アフリカ政治論、アフリカ社会経済論、中東政治論、中東近代史、中東ジェンダー論等
言語研究コース
音声学、統語論、意味論、応用言語学、翻訳・通訳論等
国際政治論研究コース
国際政治学、国際政治経済論、比較政治学、国際安全保障論、外交政策等
市民社会・国際協力論研究コース
国際経済学、開発経済学、国際社会学、国際協力論、国際教育開発論等
沿革
1955年 上智大学文学部外国語学科を開設[1]
1958年 外国語学部に改組[1]。
1969年 外国語学部に国際関係副専攻、人文副専攻を設置[1]。
1973年 外国語学部に言語学副専攻を設置[1]。
1975年 国際部を改組し、外国語学部に日本語・日本文化学科を設置[4]。
1977年 日本語・日本文化学科を比較文化学科に改称[4]。
1987年 比較文化学科が比較文化学部(のちの国際教養学部)として独立[4]。
学部
英語学科[5]
入学定員180人・収容定員720人[5]
ドイツ語学科[5]
入学定員60人・収容定員240人[5]
フランス語学科[5]