上智大学国際教養学部(じょうちだいがくこくさいきょうようがくぶ、英: 英語: Faculty of Liberal Arts)は、上智大学に設置される国際教養学部である。旧・上智大学比較文化学部(じょうちだいがくひかくぶんかがくぶ、英語: Faculty of Comparative Culture)。上智大学1号館(1932年竣工、スイス人建築家マックス・ヒンデルによる設計) 上智大学国際教養学部は、1949年に創設された上智大学国際部(英語: International Division)を前身に[1]、1987年に上智大学外国語学部から比較文化学科が独立して上智大学比較文化学部として開設、2006年に上智大学国際教養学部として改組された[2]。 学科としては国際教養学科の1学科のみが設置されている[3]。 日本の国際教育の先駆者として、半世紀以上にわたり幅広い教養と論理的思考力を育むリベラル・アーツ教育を英語で行ってきた。 1年次は基礎教育、2年次後半から国際経営・経済学(International Business and Economics)、社会科学(Social Studies)、比較文化(Comparative Culture)の3コースから専門分野を選択するというカリキュラムである。 ※前身の国際部、外国語学部日本語・日本文化学科、外国語学部比較文化学科および比較文化学部出身者も記載する。
概要
沿革旧上智大学市谷キャンパス
(千代田区四番町、2019年9月30日廃止[4])
1949年 - 上智大学国際部として創設。駐留米軍兵士およびその家族を主な対象とした夜間プログラムとして開講[1]。
1974年9月 - 上智大学市谷キャンパス竣工に伴い、四谷キャンパスから移転[4]。
1975年 - 国際部を上智大学外国語学部日本語・日本文化学科へ改組[2][4]。文部省認可を受けた日本初の全講義を英語で行う大学レベルの教育機関となる[5]。
1977年 - 上智大学外国語学部比較文化学科へ改称[2][4]。
1987年 - 上智大学外国語学部から比較文化学科が独立し改組、上智大学比較文化学部として開設[4]。比較文化学科及び日本語・日本文化学科の2学科を設置[2]。(同年4月から入学した者は新設の比較文化学部への入学となったが、前年までに入学していた者は、引き続き外国語学部比較文化学科として在学)
1993年 - 外国語学部比較文化学科を廃止[2]。
2003年 - 日本と世界を結ぶ国際教養教育の先駆的取組として、文部科学省により平成15年度「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択[6]。
2006年 - 比較文化学部を国際教養学部に改組、四谷キャンパスへ移転[4]。国際教養学科を設置[2]。
学科
国際教養学科[3]
入学定員186人・収容定員744人[3]
著名な出身者