上映禁止となった映画の一覧
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上映禁止となった映画の一覧(じょうえいきんしとなったえいがのいちらん)では、上映禁止(英語版)となった映画を一覧に記す。

映画史において長らく政治的、道徳的人種差別といった内容により検閲や審査機関によって一部の映画が上映禁止となった。基準は各国によって様々で、時代の変化によっても異なることがある。

多くの国では映画上映やテレビ放送の検閲や評価を行う公立、私設の機関がある。映画は格付けにより評価されることが普通だが、ここでは検閲、審査機関に禁止された場合のみを含む。
一覧一部の国では映画自体が広く禁止され、それについては記載されていないので注意。

国タイトル年備考
アフガニスタン全て1996-2001; 2021-ターリバーンによりアフガニスタン政府は西洋の技術、芸術を禁止したため映画も禁止された。[1][2][3][4]
アルバニアPas vdekjes (死後)1980-199010年間禁止。[5]
アルゼンチンI'll Never Heil Again1941第二次世界大戦で同盟国だったナチス・ドイツに風刺的なためフアン・ペロン政権下で禁止。[6]
沈黙1963猥褻なため禁止。[7]
ラストタンゴ・イン・パリ1972ポルノのため禁止。[7]
La Patagonia rebelde (パタゴニア反乱)1974ペロンとホルヘ・ラファエル・ビデラ政権下で禁止。同作は農民の反乱について扱っている。[7]
独裁者 (1940)1976独裁者を嘲笑っているためビデラ政権下で禁止。[7]
Las largas vacaciones del '361978フランコ体制下のスペインを皮肉的に扱っているためビデラ政権下で禁止。[7]
ミスター・グッドバーを探して1978ビデラ政権下で「ポルノ」とされた。[7]
プリティ・ベビー1978ビデラ政権下で「ポルノ」とされた。[7]
帰郷1979反戦的なためビデラ政権下で禁止。[7]
The House on Garibaldi Street (ナチ・ハンター/アイヒマンを追え)1979ナチスドイツのアドルフ・アイヒマン追跡を扱っているためビデラ政権下で禁止。[7]
ゴダールのマリア1985冒涜的、性的なため禁止。[8]
最後の誘惑1987冒涜的なため禁止。[9]
オーストラリアピンク・フラミンゴ1972不快な内容なため1980年代初頭まで禁止されていた。[10]
ソドムの市1975-1992公開当初から禁止されていたが17年後に解禁された。[7][11]
愛のコリーダ1976-2000猥褻を理由に禁止され1977年に検閲されたものが公開されたが、2000年にノーカット版が公開された。[12][13]
食人族1984暴力と動物虐待のため禁止。後に18歳以上の成人は鑑賞できるようになった。[14]
ムカデ人間22011残酷、不快、露骨な性的描写で一時的に禁止。検閲されたDVDが2012年2月23日発売。[15][16][17][17][18][19][20]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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