上川駅
駅舎(2013年8月)
かみかわ
Kamikawa
◄A42 東雲 (4.5km) (37.3km) 白滝 A45►
所在地北海道上川郡上川町中央町北緯43度50分55.44秒
東経142度46分0.08秒
上川駅(かみかわえき)は、北海道上川郡上川町中央町にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線の駅。駅番号はA43。電報略号はミワ。事務管コードは▲122508[1]。 上川町の代表駅。大雪山国立公園の層雲峡温泉方面への玄関口でもあり、特急「オホーツク」「大雪」・特別快速「きたみ」を含めた全ての旅客列車が停車する。 鉄道開通と愛別村からの分村問題がほぼ同時であった大正10年頃、国鉄側は当初「石狩留辺志部」駅と計画していたとされるが、長すぎるのと既に留辺蘂駅があることから新名称を地元で検討した結果、石狩川の上流であることから上川村及び上川駅とする案が決定し、国鉄側もそれに従った。なお、アイヌ語の「ペニウングルコタン」(川上人の村)との関連性が挙げられる事があるが、あくまでこれは偶然の結果であるとしている[6]。 2面3線の単式・島式複合ホームの地上駅である。跨線橋で連絡している。1番のりば(旭川方面のみ)と3番のりばは折り返しが可能。特急「オホーツク」、特別快速「きたみ」は駅舎に面した1番のりばを使用する。 社員配置駅。みどりの窓口(営業時間:8時00分 - 16時35分)設置。早朝と夕方以降は無人となるが、運転扱いの駅員は終日配置される。自動券売機(稼働時間は窓口営業時間と同じ)が設置されていたが、駅舎改装時に撤去されている。コインロッカーは設置されておらず、みどりの窓口で手荷物一時預かりを行う。 駅名標(2018年4月) かつては構内の「明石構内食堂(明石調整所)」で調理された駅弁が構内やホームで立ち売りされており、近隣の養殖場のニジマスやヤマメを使用した「ニジマス姿鮨」や「やまべ(ヤマメ)鮨」が名物であったが、現在は販売を終了している。なお、構内食堂は「食事処角」に店名を変えた後に2005年に店を駅前に移転しており、「喰い処あかし」として営業を続けている。
目次
1 概要
2 歴史
2.1 駅名の由来
3 駅構造
4 利用状況
5 駅弁
6 駅周辺
7 バス路線
8 隣の駅
9 脚注
9.1 注釈
9.2 出典
10 参考文献
11 関連項目
12 外部リンク
概要
歴史 1977年の上川駅と周囲約1×1.5km範囲。右が遠軽方面。駅裏旭川方に転車台の残る車庫線を有する。その裏側に営林署の土場が広がっているが、層雲峡森林鉄道が接続していたのは右下遠軽方のカーブの外側に残る土場の方であった。本線のカーブと土場との間に左から右へ接線状に軌道跡が細道となって残っている。国土交通省 ⇒国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
1923年(大正12年)11月15日:鉄道省石北線愛別駅 - 当駅間延伸開業にともない設置[2]。一般駅。
1927年(昭和2年)10月10日:所属路線名が石北西線に改称[2]。
1929年(昭和4年)11月20日:当駅 - 中越駅間延伸開業[2]。
1932年(昭和7年)10月1日:新旭川駅 - 野付牛駅間を石北線と線名改称[2]。
1947年(昭和22年):層雲峡森林鉄道
1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
1952年(昭和27年):層雲峡森林鉄道廃止。
1961年(昭和36年)4月1日:所属路線が石北本線に改称[2]。
1962年(昭和37年)8月31日:駅舎改築。
1968年(昭和43年)7月25日:補助コンテナ基地設置。
1984年(昭和59年)2月1日:貨物・荷物取扱い廃止。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[2]。
1999年(平成11年)4月1日:駅レンタカー営業所営業開始[4]。
2008年(平成20年)11月:駅前周辺区画整理事業の一環で駅舎を改修。
2013年(平成25年)3月31日:駅レンタカー営業所営業終了[5]。
駅名の由来
駅構造
利用状況
2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は165.4人[7]。
2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は160.2人[8]。
駅弁
御弁当
特製御寿司
ニジマス姿鮨
やまべ鮨
駅周辺
北海道道300号上川停車場線
上川町役場
旭川東警察署上川交番
上川郵便局
旭川信用金庫上川支店
上川中央農業協同組合(JA上川中央)上川支所
北海道上川高等学校
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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